関之尾の紅葉

　今朝は散歩撮影さぼりです。さすがに眠くなって、いつものように配達後のひと眠りをとりました。なんでも3日坊主なのです（笑）
　さて、関之尾は紅くなっている葉もありましたが、紅葉はこれからと言った感じでした。ここもバラツイテいて、すでに終わった木もありますが、これからと言う木も多いので、しばらく楽しめそうです。
　関之尾では、まるで写真教室みたいでした。先客に夫婦で撮影に来ている方がいらっしゃったですが、カメラも三脚も立派なものをおそろいで持っているのですが、写真を始めたばかりとの事でした。
　どこかで見たことがあるかもと、記憶を辿ると、この秋に皇子原公園で彼岸花撮影した時にお会いした夫婦です。特に奥様が気さくで、「何を撮ったの？」「どうすればそんな風に撮れるの？」顔見知りに会った嬉しさかどんどん話しかけて来ます。僕が撮ったものを見て、すぐに真似をするのですが、同じように撮れないと嘆き「絞りは？レンズは？」と質問して来ます。
　で、写真教室みたいになって、絞りの効果や前ボケ後ろボケの活かし方などを説明する羽目に（笑）
　そうこうしていると、息子さんに手を引かれた白髪のお婆ちゃんが近づいてきて「天気が良くてよかったね」と話しかけて来ました。息子さんに指示しながら紅葉の前に立ち、コンデジで写真を撮ってもらっているのですが、気にいった写真が無いらしく、ブツブツ文句を言っています。逆光だし、難しい条件なので息子さん苦労中（笑）
　白髪のお姉さまなんてめったに撮る機会無いですからね。撮影許可をもらい、僕も撮らせてもらいました。写真のアドバイスを受けていた奥様ももちろん真似（笑）撮った写真をお姉さまに見せると、僕の写真はＯＫ。奥様の写真には「あんたはまだ慣れていないね。もっと顔を大きく撮らないと」などと厳しい（笑）
　なんでもデイケアでたくさん写真を撮ってもらっているので、写真を見る眼はあるとの事（笑）話して見ると91歳との事でした。お姉さまの駄目だしに奥様は何度もシャッターを切り、その度に「モミジが入っていない」「顔が暗い」などと指導を受け（笑）
　そうこうしていると、遅れて来た宮カメで顔を合わせたことがある全日写連の女性カメラマンさんも加わり、しばしのポートレート撮影会（笑）
　息子さんと話すと、隣町の住人でした。「写真をプリントして送りましょうか？」と言うと、「近所だし、必要な時にデーターを借りに来ますよ」遺影の準備？と、苦笑しそうになりました（笑）
　お姉さまと別れてからは全日写連のベテラン女性カメラマンが奥様の指導を受け持ち、奥様に紅葉の向こうで写真を撮っているカップルのスナップの取り方などを教えていました（笑）
　気さくな人たちと楽しい撮影会ができた時間でした（笑）