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2016年02月16日05:16

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寒の戻り&小説 謎の女 7

 今朝はちょっと寒いです。新聞を配り始めた午前3時前、バイクのライトに白い物がちらほら。粉雪が降っているようでした。ま、降ると言うほどでは無かったですけどね。
 ところで昨日友人が来てくれたのですが、クウネルのパソコン、ほぼ初期化された状態であると言われました。画像ソフトは勿論あやゆる物が見事に削除されているとあっけ(笑)動きが早くなったとクウネルは喜んでいたのですが(笑)
 復旧をしてくれたのですが、使っていた画像ソフトは対応しなくなっていて、お試し版をダウンロード。けど・・バージョンアップがずいぶん進み、クウネルは使い方がわからなくなっています(笑)先日撮った高原町の日本発祥まつりでの神楽の写真の撮り込み方が良く分かりません。なぜか途中でフリーズします(笑)で、当分は写真のアップは無し(笑)やっぱりフリーソフトを手に入れた方が早いかも知れません。これまで使っていたペイントショッププロ5が8になってわけがわからなくなっています。写真を取り込んでサイズを小さくするだけの機能で良いのに、いらない物が増えすぎている(笑)

わーい(嬉しい顔)
小説・限無幻夢 (謎の女 7)
 壁に吊るしてあったズボンやベッド代わりにしているソファーの布団などを押入れに投げ込み扉を閉める。トイレをしばらく掃除していないなと気にしつつ扉を閉め。畳に急いで雑巾がけをする。恋人が部家へ来ると聞き、慌てる若い男の気分だ。そんな自分の感情に気づき苦笑する。
 隣の部屋で理沙が動く気配がわかる。シャワーを浴び終えた。ドライヤーで髪を乾かしている。化粧をしている。あ、洋服を着ている感じだ。ひょっとしたら今まで裸?そう思うとなぜか身体が火照るのを感じた。やばい。厭らしい妄想をしそうだ。慌てて台所へ行き、冷たい水で顔を洗う。思い付いて歯磨きをする。
「待たせちゃった?ちょっと念入りにお化粧してみたの」
 30分ほどして理沙が顔を出した。ほのかな石鹸の匂い。大きな瞳が眩しい。顔にメリハリがついたせいかはっとする美人になっている。若い時に化粧品かなんかの水着ポスターで見た混血の美女みたいだ。モデルの名前が出て来ない。
「写真受け取るだけだけなのに、化粧までする?今日ちゃんとした写真を撮る気?」
 そろそろ来る頃だと、すでにコーヒーは点ててあった。バタバタと掃除をする合間にコーヒーを点て、いつ来てもすぐ出せるように魔法瓶で入れてあった。暖房も入れて、部屋も暖めてある。冷静でなけらばと自分に言い聞かせているがなんとなく動揺している自分に気づいていた。声が上ずっている。まともに眼が見れず、視点が定まらない。黙ってプリントを渡した。
「これ、わたし?なんかテレル・・」
 理沙はパラパラと写真を見、すぐに裏返してコタツの上に置いた。嬉しそうな、恥ずかしそうな表情。
「プロが撮るとやっぱ違うのね」
 そう言いながら、理沙は顔のほてりを冷ますかののように掌で仰ぐ。
「暑いわ、この部屋・・暑くない?」
「そう?俺が寒がりだから・・暖房切る?」
 そう言って俺は立ち上がる。頷いた理沙は、羽織っていたショールをとる。胸が大きく開いたオレンジ色のTシャツを着ていた。起ちあがった俺の眼に白い肌と予想外に膨らんだ胸の谷間が見えた。慌てて眼を逸らしてドギマギする。妙に女を意識した。昨日はそれほど胸が大きいとは思わなかったのに・・と、頭を昨日に戻す。引っ越して来たとドアを開けた理沙はセーターだったはずだ。化粧をしていないようだったが顔の造りは良さそうだった。スタイルも良かった。直感でモデルに口説いたのだが・・
 今日の大野理沙をなぜ俺はセクシーに感じるのだろう?プリントを受け取るだけでいいのに、なぜ理沙はわざわざシャワーを浴びると言い、化粧までしてこの部屋へ来たのだ?眼を引くオレンジ色の、胸を大きく開けた衣服をなぜ着る?冷静になろうとすればするほど心がざわめく。心の奥で何かが燃え上がろうとしていた。(続く)
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