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2016年02月11日05:07

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何を考えて?&小説 謎の女 2

 クリスマスイルミネーションはそろそろ片付けに入る頃だと思いますが、新聞の配達コースの中にある民家が何を考えたのか昨日飾り付けたようで、今朝は煌々と暗闇に浮かんでました。昨年末に新築した家で、クリスマスに飾れなかったからかな?(笑)季節外れですが、じょうずなレイアウトが眼を引きました(笑)
 そうそう、今日は神柱公園でもイベントがあるようです。昨日よりは肌寒い朝でしたが陽が照ると春の陽気になるかも・・
 クウネルは予定どうり高原町の「日本発祥まつり」へ行って見ようと思います。一眠りしないと・・(笑)

わーい(嬉しい顔)小説・限無幻夢 (謎の女 2) 
「ジャズが好き?」
 俺は女に訊ねた。女は警戒する様子もなく大きな眼をくるくる動かしながら答える。
「あ、音楽?何でも好きです。でも・・正直言うと、音楽よりも今は部屋をどう使っているのか興味あります。引っ越して来たばかりでどう使えばいいのか、ちっともわかんなくて・・」
「俺の部屋なんて・・・適当に物があるだけの部屋だよ。間取りはたいして変わらないと思うけど・・それより、部屋、すごく汚く無かった?前に住んでた婆さんが猫を飼ってたようだけど・・」
「あ、ペット禁止らしいですね。不動産屋さんで念を押されました。それで追い出されたとか・・」
「猫が走り回ってうるさかったからね。アパートの住人の何人かが苦情を言ったようだけど、追い出されたのか?息子さんが引き取ったかと思っていたんだが・・」
「おじさんは?」
「どういう意味?猫の苦情を言ったかってこと?」
「猫は嫌い?」
「好きではない。でも苦情を言うほど嫌いでも無い。隣の婆さん、挨拶をしても無視する婆さんだったからね。お隣さんだけど、かかわりを持たなかった猫が走り回るのをうるさく感じてはいたけど苦情言う気も無かったし、あ、そうだ立ち話もなんだから上がらない?一応掃除は朝にしたから・・」
 ドアを半分開けたままで娘がしゃべるので、正直寒かった。春が近いとは言えまだ2月初旬。ドアから入る風が寒いのだ。
「上がっていいですか?」
 娘の顔が輝いた。好奇心旺盛なのか、男を警戒すると言うことを知らないのか?
 部屋の上り口は少し段差がある。狭い玄関口に俺は雨靴やら運動靴やらを脱ぎっぱなしにしていたのだが、娘はかがんでそれらを脇へ片付け部屋へ上がった。流しと冷蔵庫に挟まれた狭い通路で、俺は身体を冷蔵庫側に引っ付けるようにして娘を通らせた。石鹸の匂いがした。娘が通り過ぎてから娘の背後につく形で部屋へ戻る。背の高い娘だ。俺の眼の高さが娘の尻の位置だ。くびれた腰の下に桃のように割れた尻が在る。前後に動くその尻は豊かな肉を持っており、若いせいか垂れていない。
「好みだ・・」
 思わず声を上げそうになった。女性の身体でいつもがっかりするのが尻である。顔はまぁ美人で、スタイルも悪くない女性は多いが、尻がきれいな女性は少ない。異様に大きかったり垂れていたり・・「ヒップアップにも気を使えよ」秘かに毒づくことが多いのだ。
 名前は忘れたが、ネット動画で偶然見たラテンダンサーの尻が忘れられない。引き締まった身体全体の中でも、尻の形の良さに驚いた。以来、俺は女性の尻を見る習慣が付き、いつもがっかりさせられている。眼の前を歩いた娘の尻は久々にときめく美しい尻であった。(続く)

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