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2019年12月12日20:54

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「わたしは光をにぎっている」

モスクワ国際映画祭で受賞した「四月の永い夢」などの若手監督・中川龍太郎が、ひとりの若い女性が自分の力で自分の居場所を見つけていく過程を描いたドラマです。
20歳の澪は両親を亡くし、祖母と長野県の湖畔の民宿を切り盛りしていましたが、祖母が入院して民宿をたたまざるを得なくなります。父の親友だった涼介を頼りに上京し、涼介が経営する都内の銭湯に身を寄せました。無口な澪は都会での仕事がうまくいきませんでしたが、次第に銭湯を手伝うようになり、個性的な常連客たちと交流し、徐々に東京での生活に慣れてきました。しかし・・・。

町の再開発で失われる風景と人々の関係と、若い女性の成長を描いています。
「人、場所、時間、いつか失われる大切なものを胸に私は生きていく」というチラシの言葉が素敵です。主演の松本穂香が役にぴったりで、共演は 渡辺大知 、徳永えり 、吉村界人、 忍成修吾、光石研、樫山文枝。


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