中国から届いた種子

前回の続き。

新型ウィルスと痛い人々
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コーヒーの種子を注文したら、中国の出品者から正体不明の別物が届いたという話だが、
郵便物の中身はこんな感じだった。



不意に送り付けられたら、無条件で「末端価格」という言葉が脳裏に浮かぶだろうな。
で、種子を拡大すると、こんな感じ。



遠目だとネズミのフンにも見えるが、実は初見の段階で正体に見当はついていた。
なぜなら、同じものが我が家にあり、お茶として利用していたからである。

断定は避けるが、これは「はぶ茶」の原料である<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%82%B5">エビスグサ</a>の種子。
漢方では「ケツメイシ」と呼ばれる、マメ科の有用植物とのこと。
播種期は6月頃らしいので植えてみるのも一興だが、食用にするのは勇気がいるだろうな。

この種子がコーヒーに代わって送られてきた理由は、依然として謎のままである。
出品者の販売リストにはエビスグサはなく、単なる誤送では説明がつかない部分がある。
返金にも応じ、届いた種子も返さなくてよいというのだから、出品者にメリットはないはず。
ただ、住所などの個人情報を悪用される可能性があるから、相手にしない方が利口だな。