コロナで分かった日本の終わり

■自民に銀座ホステスら陳情＝コロナ対策「差別なく支援を」
(時事通信社 - 04月09日 15:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6040654

久しぶりに日記書く。


《今回のコロナ騒動で分かった事》

【日本の生活保護は機能してない】
これはもう確定じゃない？
だって【マジで仕事ない人に生活保障してないじゃん。】
日本は建前上【生活が出来ない人には生活保護あげるよ】って仕組みを謳ってたけど、
【コロナっていう明確に生活が出来ない理由があっても難癖つけて金撒かない事確定したじゃん。】

って事はつまり【本当に失業して困ってる状況になったって生活保護は支給されない】って事だよ。
いざ支給される段階になったら今回みたく【受給資格が】とか【虚偽申告が】とか言ってすぐにバラ撒かずに議論するフリして【事態が収束するのを待ってるだけでしょ？】
そうした【日本政府の国民に対しての姿勢が今回みんな分かったんじゃないの？】
いい加減明日は我が身だって生活保護叩きしてる人も分かったんじゃないだろうか？
あんたがコロナで失業してもオリンピックビジネスで失業しても、
【日本政府は助けません】


《結局国民を見捨てた日本政府》

俺は常々日本の社会保障制度に危うさには警鐘を鳴らし続けてきたけど、
今回のコロナ騒動で終にそれが証明出来たんじゃない？

【日本政府は経済的に国民を助ける意思は無い】

これは確定したんじゃないの？
他の国はすぐ給料保証や生活保障に動いてる中で、
日本は【財源無い事を理由に未だに給付金を出し渋っている。】

やれ自己申告だ
やれ給付に制限つけるだ
やれ財源が無いだ

【やらない理屈を述べてすぐに動かず、事態体が収束する迄時間稼ぎをして有耶無耶にする魂胆が透けて見える】

自己申告→虚偽申告じゃないか判断するので給付は一ヶ月後になります
給付に制限→所得を調べるのに一ヶ月かかります
財源がない→財源が出来る迄１年下借ります
結論→１ヶ月経って収まってきたので給付もうやめますね☆

でしょ？
こんな筋書き分かりきってるじゃん。
生活保護だってこの手口で【緊急性が高いのに審査だなんだで出し渋って結局向こうが折れるか死ぬのを待ってるだけだろ？】

今回のコロナはまさにその典型で、
外出禁止したら【明日から仕事がなくなる緊急事態】なのに政府は重い腰をあげない。
それは【他の国と比べても明確にやる気がない事が今回証明されたじゃん】
他の国は【所得制限だの財源だの言う御託言わずに速攻動いたよね？】
【経済回すにはまずは人だから経済よりも人を優先します】
だからすぐに給付金をばらまいた。
この状態で【財源がないので考えますね☆】とかヨーロッパで言ったら普通に暴動やクーデーター起こるレベルだよ。
【物言わぬ日本人だから出来た事】であり、
此処までやられて国会議事堂や首相官邸を襲撃しに行かない国民は日本人だけじゃないの？
多分他の国なら数百万人単位で動いていてもおかしくない事態だと思ってる。


《何故日本はこんなに金を出し惜しむのか》

んで今回の１件で多分みんな思った事、
【他の国はみんなお金出してるのにどうして日本だけ頑なに金を出さないのか】

発展途上国には外遊で金をばらまいたり
米軍には思いやり予算で金をバラ撒くのに
【どうして困窮する自国民には金を出し渋るのか】
不思議に思った事ないですか？

理由は１つで【金を撒かなくても政府に大した実害が起きないから】
これで全部説明つくでしょ？

金をまいても暴動一つ起きない
デモも起きない
財源がないと言えばみんな納得してくれる

じゃあ【政府が何も困ってないのにどうして国民にお金を撒くんですか？】
外国にはポイント稼ぎする意味があるけど、
【自国民にはポイント稼ぎする意味がない】
だから【自国民には金を撒かない】
これがシンプルで単純な理由、
つまり【日本政府は日本国民を舐めている】
これが結論でしょ？


《何故日本政府は日本国民にポイント稼ぎしない？》

理由は２つ

１．日本国民は冷遇しても暴動やデモや革命が起きない
２．年金さえ優先させれば最大有権者である老人を抑え込む事が出来る

多分この２つだと思う。
テロや革命と言った命の危険も無ければ政治家生命の危険も無いので、
【じゃあ別にやる必要ないよね？】って結論。


《財源が無いは理由にならない》

んで今回の件で政府の対応を非難している人達でも最終的には【財源がないから仕方ないよね】で納得してる人は多かったが、僕はそれはただの言い訳だと思ってる。

普通は財源がなくても【生活不安や混乱を回避する為一時的に国債を増やして手でも財源を確保して国民の不安を解消する】これが当たり前だと思ってる。
恐らく財源がなかった国でも今回は緊急措置として期間限定で給付金を撒いてると思う。
特に先進国は死や犯罪に怯える事無く国民には最低限の生活を保証するセーフティーネットを設けているので、
今がそのセーフティーネットが機能する絶好のタイミングだからだ。


《もし財源を作るなら》

でもこうは言っても財源がなければ何も出来ないと思ってる国民は多いのでその人達向けに財源を作る方法も教える。

もし僕が政治家で財源を作るのであれば、
【年金と生活保護を一時的に凍結して財源を確保する】
それでも足りない分は【国債発行しまくって帳尻を埋める】
こうすれば自粛期間中くらいの財源は確保出来る。
というかこれ以外ないと思う。
今回のコロナショックは日本政府お得意の消費税や所得税の増税対策が全く通用しないので、
いよいよ【既得権に踏み込んだ財源づくりをする以外に選択肢がないからだ。】
逆を言えば【既得権を恐れているから財源を作らない】ってのが日本政府の本音だと僕は思っている。


《痛みが出る迄日本政府は変わらない》

上記の事から日本政府が経済的に国民を救済する事は無い。
テロや戦争からは守るけど、【経済的には絶対に守らない】
このスタンスを崩す事は絶対に無いと断言してもいい。

もし彼らがスタンスを変えざる得なくなる時は

１．最大有権者が政府に対してのNOを突きつけた時
２．外国の様に命の危険が出てきた時

１は最大有権者である老人に甘い汁を吸わせておけば回避出来るので、
高齢世帯を優先的にばら撒きますで納得させれば回避出来るので多分安牌。

問題は自国民による暴動やテロといった政治家や官僚に身の危険が及ぶ事で、
これは若しかしたら今後ありえる話かもしれない。
今回のコロナショックは一部の人だけではなくかなり大部分の業界や業種の人が打撃を受けてる為、
収束時期が長引けば長引く程不満の熱量がかつて無い程高まる可能性は高い。
今まで生活保護が対岸の火事だった人達も失業して傍観してられなくなってきたので、
国民も国民で漸く重い腰をあげるかも知れない。
とは言え、僕は国民が重い腰をあげる前にコロナが収束してしまう方が現実的な話だと思っている。


《総括》

僕はコロナショックで実は政府の対応に１チャンを期待していた。
【失業したら払うとされている生活保証が本当に失業したら保証されるのか？】
中々生活保護が貰える迄困窮する事がなかったからこれを確かめる事が出来なかったけど、
今回の１件で【生活に困窮しても保証してくれない】って事がみんな分かったと思う。

分かったのだからこれをきっかけに社会構造を変える動きが国民を中心に起こってもいいと思っているけど、
まだまだ国民は【仕方ないで納得している人が大半だった】ので、
やっぱ日本は変わらないんだなと思いました。