「巴里マカロンの謎」
米澤穂信
創元推理文庫
2020年7月4日読了
[東京創元社による内容紹介]
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488451110
「わたしたちはこれから、新しくオープンしたお店に行ってマカロンを食べます」その店のティー&マカロンセットで注文できるマカロンは三種類。しかし小佐内さんの皿には、あるはずのない四つめのマカロンが乗っていた。誰がなぜ四つめのマカロンを置いたのか? 小鳩君は早速思考を巡らし始める……心穏やかで無害で易きに流れる小市民を目指す、あのふたりが帰ってきました!
[読書感想文]
ああ久しぶり.11年ぶりか,そりゃまた開いたね.で,舞台の時間が主人公の高一時点に遡ってるとはいえ,春・夏・秋ときた上に,冬の話でもあるというのに,題名に冬がないのは狙いなの? これで終わらないというメッセージかなにか? ま,それはそれとして.うん,おもしろかったわ.インターヴァルが長過ぎて,先行作品の細かい設定とか内容とかをなんとなくしか覚えてなかったけど,特に問題もなかったしね.主人公男子のめんどくささと,主人公女子のするどさと危なさは,相変わらずでなにより.
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