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2019年11月21日18:32

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読書感想文シリーズその1239「白銀の墟 玄の月 第2巻 十二国記」

「白銀の墟 玄の月 第2巻 十二国記」
小野不由美
新潮文庫
2019年11月20日読了

[新潮社による内容紹介]
https://www.shinchosha.co.jp/book/124063/
民には、早く希望を見せてやりたい。国の安寧を誰よりも願った驍宗(ぎょうそう)の行方を追う泰麒(たいき)は、ついに白圭宮(はっけいきゅう)へと至る。それは王の座を奪い取った阿選(あせん)に会うためだった。しかし権力を恣(ほしいまま)にしたはずの仮王には政(まつりごと)を治める気配がない。一方、李斎(りさい)は、驍宗が襲われたはずの山を目指すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王を捜し、国を救わなければ。──だが。

[読書感想文]
さすが小野サン,うまいなぁ.まぁ,全4巻となりゃ誰しも起承転結と考えるわね.んで,そうなると第2巻は「承」に当たる部分よね.そこへ持ってきて今回のテーマと想定されるシノプシスを考えてみる.なら,この巻は,伏線張りまくりながら,表面的なストーリーをじりじりとなかなか進めないのが定石ですわの.でもって,実際どうかとゆーと,正にそうしつつ,けっこう,つか,かなり重い(かもしれない)ネタを放り込んだり,小さい(かもしれない)謎を解決したり,人物の再配置を明らかにしたりと,ホントあれこれ手が込んでるわ.楽しいなぁ.
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