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2019年08月21日12:28

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読書感想文シリーズその1227「妖星は闇に瞬く 金椛国春秋」

「妖星は闇に瞬く 金椛国春秋」
篠原悠希
角川文庫
2019年8月20日読了

[角川書店による内容紹介]
https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000190/
この展開は予測不可能!!手に汗握る傑作中華ファンタジー! 死の砂漠から金椛帝都への帰路で、仲間の裏切りにあい、新興の戴雲国に囚われてしまった星遊圭(せい ゆうけい)。命の危機を脱し、王都へ戻る方法を探すが、言葉も通じず四苦八苦。しかし少年王の教育係となり、母妃の奇病を治したことで道が開ける。ところが金椛国と敵対する大国・朔露の使者が、戴雲国に味方につけと迫ってきて事態は一変。一方、辺境の地で役人を務める宦官の玄月にも不穏な気配が……。傑作中華ファンタジー、劇的展開!

[読書感想文]
このシリーズに対する好悪とか認否とかは,御都合主義や一種のアンフェア感,後付の拡張などを容認できるか否かによるよね.シリーズ当初からの「詰め込み過ぎ」については,相変わらずながら,なんとなく1冊毎の帳尻が合ってきたので,わりと気にならなくなってきたかな.一方で,なんか旧いとゆーか,オーソドックスとゆーか,往年の「冒険小説」的なテイストが強くなってきたね,良くも悪くも.まぁその傾向は,元々あったけどさ.さて,今回の「引き」だが,今のところどうにでもなるように設定されているので,どこに落とすのかが楽しみね.
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