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2019年06月25日12:40

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読書感想文シリーズその1214「紅霞後宮物語 第十幕」

「紅霞後宮物語 第十幕」
雪村花菜
富士見L文庫
2019年6月23日読了

[角川書店による内容紹介]
https://www.kadokawa.co.jp/product/321902000825/
新たな妃嬪登場! 彼女は小玉の敵となるのか――!? 後宮に新たな妃嬪を迎えることになった。しかし後宮入り直前に亡くなってしまった本人に代わり、入ってきたのは腹違いの妹・仙娥。小玉に対し率直に文林の渡りを希望する仙娥の出現で、後宮の思惑は入り乱れ――。

[読書感想文]
う〜ん.あとがきでこーまではっきり言われてしまうと,しょーがないんだけどさ.ここまでのテイストが気に入っていたわけなので,この方向に舵を取られると,気がそがれるなぁ.このシリーズの心地よさは主人公への想い入れに依るところが大きいので,彼女のありようの変化,特にこーゆー変化には鼻白むわ.ま,あくまで「私は」ってこったが.これって,彩雲国物語の後半に入った時の想いに似てるかも.でも,あの時は,主人公にブレが(少)なかったからね.ところで,みなさま,相手役への非難すごいけど,彼の立場なら当たり前の行動じゃん.
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