もう四半世紀も前の話ですが、某カメラメーカーでカメラ売ってました。
当時はデジタルカメラではなく、フィルムカメラでした。
デジカメと違って、撮像素子の違いはなく、自動で補正されることもないので、同じフィルムを使えばカメラとレンズの実力を測れました。
実際に同じ条件で撮影したサンプルを店頭に置いて販促に利用していましたが、兎に角コンパクトカメラは実力差が出にくい。
流石にレンズをプラスチックで成形していたF社のカメラは解像もコントラストも低かったですが、ちゃんとガラスレンズを使用したカメラだと焼きあがった写真を見ても違いがわからない。
店舗のカメラで実験してT2とμで違いが出たのは、直射日光の下で人物を撮影した時くらい。
あれから四半世紀が過ぎ、スマートフォンで写真を撮影してスマートフォンで写真を見る時代になって、カメラはレンズの違いより、映像処理による補正の上手さが主戦場になってきたように感じます。
このライカのスマホの実力はわかりませんが、このスマホの登場で、やっぱりカメラはレンズの実力に拠るところが大きいと言われるようになって欲しいと思ったのでした。
▼ライカ初のスマートフォン「Leitz Phone 1」登場 ソフトバンクが独占販売、18万7920円
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=37&from=diary&id=6558295
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