機械を操作して景品をゲットするクレーンゲーム(プライズゲーム)って、ある意味パチンコに似てると思います。
クレーン "ゲーム" とは言いますが、「ゲーム」と言う名前でオブラートに包んだ実質「ギャンブル」みたいなモンですから。
アームが景品を持ち上げると、アドレナリンが出て興奮します、途中で景品が落ちて、残念な気持ちになりますが、持ち上げられたんだから次こそは、と続いてプレイします。
何回か惜しいところで落としてしまい、そのたびに "アドレナリンからの残念" を繰り返してストレスが溜まりますが、何度目かに景品を落とさずに獲得口まで移動するとアドレナリン最高潮、そして、見事、景品ゲットです!
今までのストレスも発散され、すごい快感です!
この快感が癖になると結構のめり込んじゃうんですよね。
お金が景品に変わっただけで、これってパチンコに似てると思いませんか?
パチンコは勝つまでやめられない、クレーンゲームは取るまでやめられない。
射幸心の煽り方は、規制が緩い分、クレーンゲームの方がえげつないです。
取れそうで取れない演出になってます。
全く取れそうになければ、すぐに諦めちゃいますが、取れそうなので、次は取れる、と思ってしまって、なかなかヤメられないんです。
だけど、この取れそうで取れないと言うのは演出なんです、射幸心を煽ってるだけなんです。
例えば、3本の爪で景品を持ち上げるタイプの機械では、機種によっては「掴むとき」「持ち上げるとき」「持ち運ぶとき」それぞれに掴む力の設定ができる機種があります。
まず、掴むとき、これが弱いと床に当たって爪が閉じない、景品の下に爪が入り込まない、と言うことになりかねないので、普通の力になってます。
この力が持ち上げるときは弱くなります、重心を大幅にズレた掴み方の場合は、この時点で落としちゃいますが、ちゃんと掴んでいたらいちばん上まで持ち上げられることが多いです。
最後の持ち運ぶとき、これは激弱です、最初からこの力だったら景品を持ち上げることすらできないくらい弱い力です。
クレーンゲームやったことある人なら、景品を持ち上げて、いざ取り出し口に動き始めた途端に景品が落ちた経験の1度や2度はあるんじゃないでしょうか。
持ち上げられたんだから、次こそは取れそうな気がしますよね?
でも、あれは移動の衝撃で落ちたのではなく、アームの力を抜いて、わざと景品を落としているのです。
で、設定された回数(または金額)をプレイされると、最初の力でキープされるようになります。
最初の力をキープしてくれるので、後は実力です、移動するときに力を抜いたりしないので、そのままホールドしてくれます。
逆に言えば、設定された回数プレイするまでは、実力だけで取ることはできない、と言うことです。
ぬいぐるみのタグに爪が引っかかったり、落としたときに景品がバウンドして獲得口に落ちたり、と言う取り方もありますが、狙ってできることでもありません。
絶対に取れないようにしてしまうと違法になるので、上述のように何回かやってると取れるようになっていますが、何回にするかは店で設定していて、機種によっては99まで設定できるモノもあるらしいんで、最悪100回やらないと景品が取れない場合もあります。
この記事のトレバのように、あくどい店もあるので、のめり込み過ぎには注意が必要です。
▼オンラインクレーンゲーム「トレバ」運営会社、“スタッフが裏操作”の報道について不正を否定
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6318273
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