mixiユーザー(id:5691043)

2020年02月23日16:10

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事実

 世の中”新型””コロナ””肺炎””PCR””アビガン””クルーズ””エアロゾル””陰性・陽性”etc etc・・・で姦しいことこのうえないが、私の住む地域は今の所直接の脅威はなく至って平穏・・・・とは言え、ここまで経路不明の感染が出ると、いつ我が周辺も”汚染地区”になるかは予断・楽観はできない・・・・とは言っても、だからと言って今更ジタバタしても無用のストレスが罹るだけなので大人しく静観。
今回の新型コロナウィルス肺炎については病理学的詳細については未だによく解らないところがあるようだ。政府・医療関係者の”対策”もこの”良く解らない”に左右(右往左往)させられているところがある。もともと人間が自然について”解る”ことなぞ自然全体から見れば微々たるものに過ぎない・・・・ことから考えれば、その右往左往振りも止むを得ないところもある。人間と言うのは”解らない”・・・を”解らない事実”としてそのまま受け入れるのは結構難しい。”解らない”が恐怖に偏ると、”新型”は”致死性”になり”すぐ隣の危険性”になって所謂デマ・流言飛語が”事実”になる。一方、根拠のないデマによるパニックを避けようとすると、”解らない”はつい”大したことは無い”という楽観・沈静化の対応に偏りがちになる。今回の政府・医療関係機関の対応をなどを見ていると意図的かソウで無いかを問わず(必要以上に?)後者に偏っているようにも感じられる。
個人としては、”解らない”を”恐怖”と”楽観”の両極端に走ることなく、事実として受け入れるには今の所やはりニュースなどには気を配りながら、”静観”を決め込むしかない様ではある。
しかし、”静観”を決め込んでいると、へそ曲がりの私は無暗に”外出”したくなったりもする。”不要不急の外出は控えよ””人混み・公共交通機関は要注意””年寄りはアブナイ”・・・・と言われると、”年寄り”の私は大した用事もないのに市内”人混み”に”公共交通機関”でやたらに”不要不急の外出”をしたくなったりするので、我ながら始末が悪い。

音楽
今週のCD->HD化の中の1枚、
 ”SACRIFICIUM”ー Cecilia Bartoli, Il Giardino Armonico / Giovanno Antonini
バルトリのカストラト・アリア集。手元のCDはオマケのボーナスCD,DVD付で、バルトリのちょっと刺激的な表紙のついたやたらに重いジャケットに入っている。CDの副題には"The sacrifice of hundreds of thousands of boys in the name of music"とある。DVDの解説でもバルトリ自身この”sacrifice in the name of music”をショックだと語っている。収められたアリアの作曲家も殆どを私は知らない(知っていたのはボーナスCDに収められたヘンデルとジャコメッティくらい・・・)が、アリア自身は極度に技巧的だし要求される声質も普通我々がイメージする(メゾ)ソプラノとは異なっている。恐らく現時点ではバルトリ以外には歌えそうにもない超絶的なアリアは確かに一種の凄みがあり、その技巧的な歌いまわしには爽快感も確かにあるけれども、その裏にある”sacrifice"を考えると、これらのアリアを”楽しむ”のに抵抗もあって、そう再々聴きたくなる・・・というCDではない。
これも、事実を事実のママ受け取ることの難しい現実の一例ともいえる。

民主党の大統領候補選、ネバダでもサンダース氏が勝利(https://www.asahi.com/articles/ASN2R3F66N2RUHBI004.html?iref=comtop_latestnews_04)。サンダースではトランプに勝てるのかどうか?・・・・少々物足りないので、個人的にはブディジェッジという新人にも興味はあるが、いずれにしてもこれからが本番。他国のことでおせっかいだと言えばおせっかいに違いないが、”民主党候補にたとえカンガルーが選ばれたって、私はソレに賛同”・・・・と言った民主党支持者の言に私も賛同している。

読書
「ヒルベルト」(https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974218203&owner_id=5691043)・・・正月以来ゆっくり読んでいる。良く書けた伝記だとおもうが、あまりにも事実に即した記述に徹底した書きっぷりでちょっと退屈でもある(・・・数学者の伝記に相応しいスタイルだとは言えるが・・・)。私もこの本は”ゆっくり”読むことに徹して他に”面白く”読めるサブ読本を選定しようか?・・・と思案中。

映画
家でゴロゴロしていると映画でも見ようかと言う気になる・・・・で、久しぶりに西部劇なぞが頭に浮かんでくる。”インディアン問題”を扱った「小さな巨人」・・・・ダスティ・ホフマンがいい味を出していた。マイケル・チミノ監督の「天国の門」・・・・アメリカの実際あったWASPと新入植移民の土地争いをモチーフにした映画だったが、現代のトランプ的アメリカにおけるインテリゲンチャの無力感とも共通するところがある話だった。「大いなる西部」・・・西部開拓期の新旧両世代の交代が、洗練された映像と演技で描かれていて、珍しく後味の良い”西部劇”だった。
・・・・どれにするか?・・・・これから手持ちのディスクなどを探してみよう・・・・

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