不調の要因は身体の歪みであると書きました。
足裏の小さいスペースで全身の体重を支えています。
そのために日々の重心の片寄りが姿勢に影響しゆがみになっていきます。
逆もまた真なりです。
身体ゆがみの調整もまた日々のチョットした努力でキープできるようになります。
日本人は昔からしハラ・丹田とかいってきました。
残念なことにほぼ死語になってしまったようです。
椅子の生活が多くなるにつれて正座の習慣が消えてきました。
下駄や草履、着物の習慣もまた少なくなって、それらも姿勢をくずす原因になったようです。
語りの教室で声の出にくい方がいると「下腹を凹ませてやって」といいます。
すると即座に力強い声にかわります。
この下腹を凹ませることがいい姿勢キープにつながります。
常時この姿勢をとり続けることです。
最近少しいい方を変えました。
「下腹を凹ませて少し持ち上げてキープする」です。
続けるほどに姿勢が変わってきます。
当初はすぐ忘れてしまいがちですが、続けるほどに身についていきます。
昔、教わった小笠原流礼法の先生のことばです。
「軸を作るには、お腹に息を入れ て、断崖絶壁から、下を覗くようにして、立つ」
「胸を 開いて息をお腹にいれるやうにして、軸をつくる」
ログインしてコメントを確認・投稿する