宮沢賢治の有名な「雨にも負けず」という詩があります。
その中の「寒さの夏はおろおろ歩き」が頭に浮かびました。
もう何年も前だが、直系１５�僂�らい竹筒で長さは１メートルくらいかな、中をくり抜いてあって水が上下に流れるようになっています。
ゆっくり竹筒を倒すと実に不思議・微妙な音を奏でます。
なんでも雨乞いの時に使ったものとか。
昔は雨乞いは割と行われていたらしい。
若いときは、そんなもので雨が降るものかと全否定していた。
ところが、バリ島ではいまもごく普通に行われているとか。
実際に見てきた人がいる。語りの師匠である。
「いま以て信じられない」と仰っている。
それは雨乞えではなくて雨止めの法だったが。
多分両方可能なのであろう。
バリで公演のとき、雨降りのシーズンで海女の振り続けである。
どうするかと思っていたら、祈祷師を呼んできてお供えをあげて１０分くらいお祈りをする。
それだけで公演の日、その屋外演劇場のみ天は振らなかったという。
バリではゴク日常のことととして特別ニュースにはならないらしい。
これは日刊紙にも大きく掲載されたことがありました。
人間にはそういう能力もあるということだろう。
だが現実に使える人もいるが使えない人が圧倒的だ。
今の日本でも探せばいるのかも知れません。
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