つぶやきを斜め読みしていると

■ブレーキ踏んだ形跡なし　池袋暴走、事故車分析で判明
(朝日新聞デジタル - 05月23日 06:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5630940
被疑者の証言に対して虚偽であったと決め付けたものが多いことに驚いてしまう。こういうつぶやきを公開する人は事実と真実が必ず同一であると誤解しているのだろう。
真実はブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いであったとしても、被疑者にとっての事実、アクセルが戻らず、ブレーキは効かなかったと矛盾しない。アクセルが戻らず、ブレーキが効かなければ、故障を疑うのは当然ではないか？自動車を運転中、目前に障害物が現れたとき、ブレーキを踏むことは極自然な行動であり、アクセルを踏むことは、通常有り得ない。
勿論、被疑者に大きな過失があることにかわりはない。過失運転致死傷罪､危険運転致死傷罪のいずれかにあたるのは間違いないだろう。殺人罪の適用を求める人は過失と故意の違いをどの様に考えているのだろうか？