布団から。

もし今の俺が、一番欲しいものを手に入れたら、
その時の俺はどう思うだろうか？

またあの時と同じ様に始まった瞬間から、
幕引きまで、わりと味気なく過ぎていくんだろうか。

街に出ても、部屋に居ても、自分は自分だが、
特に大名の街は嫌いだ。
若者がしたいように騒いでる。
それを眺める俺は、失ったものを取り戻せないから
それが奥底にあるから、嫌悪する。

けど、部屋に帰れば、そんな事は綺麗に忘れて、
好きな事、例えばドラム、例えば音楽、最近だったら文章
そんな風に慰める。

ボブマーレーが言ってたらしい。
「仕事があるだけ、まだマシだ。」
確かにそう思うし、実は思わなかったり。
ただ難しい事をやっていた4年間があったから、今は仕事が
つまらない。どうしてもそう思う。まぁ、仕事はキッチリやる。
簡単な事で、給料が貰えていると言い聞かす。少し下がったけど。正規雇用でいられると思う。

今日はドラムが我が家に来る予定。
初めてのマイドラム。持ち運びに特化したタイプ。
苦情が来ない場所をなんとか見つけて、好きなだけ
タダで練習がしたい。それか埃を被るか。

でもそんなものじゃ無く、愛が欲しい。
もしかしたらギブが出来ないから、
テイクが来ないだろうか。

心底信用している仲間は、10人くらい居る。
それとは別に1人にも慣れた。

暗い朝。