フィクションとノンフィクションの合間で。
いつもどおり帰る坂道。
21時30分すぎ。
徒歩5分。
また、黒の50車を見た。
危険なくらい飛ばしていた。
それでも、なぜか記憶に残る車。
きっと、誰かと一緒に乗っていたのだろう。
それがわからないよう、飛ばしていた。
あくまでも、空想・想像の世界。
でも、自分が感じたことは答えになる世界。
気になって確認したら、
「違う。」と言われた。
違うとわかった。間違いとわかった。
それが、答えだった。
サヨナラと切る。
自分の今を知らないヒトは、
今関わるべきではないし、
未来にはいない気がした。
暇だから作業している。
茶香炉を手洗い。
熱いお湯で、ゴム手袋して…
なんと…全室分洗えた!!!
汚れが気になっていたし、
一個一個、目に見えてきれいになるから。
集中すると…作業はハマる。
薄っすらヒビがあるのは…3個くらい。
目をつぶって。
欠けてヒビが割れそうなものは、
新しいのに交換してもらう。
「身を1つ。」
「みっ。みー。身です。」
形を説明すると…
「本体ですね。」
本体…???と呼ぶのか…。
作業が終わり、出してもらった身を確認。
「あっていますか?」
深く頷く。
「いいですか?」
「いいです。」
そんな…どうでもいい瞬間を、
記憶していた。
監視されるのもするのも嫌。
目の前にある瞬間だけを信じていたかった。
フィクションとノンフィクション。
自分が見ている世界は、
自分にしか見えない。
目の前にいる誰かは、
同じ瞬間を違う風に見ている。
まったく同じにはならない。
それなのに、いいと違うがある。
いいは覚えておきたくて、
違うはすぐに忘れたい。
だれでもいい。なんでもいい。
受け取る自分次第なのだから。
ログインしてコメントを確認・投稿する