木炭

家族で焼肉屋さんへ行った。
父と弟と自分。


焼肉屋さんに行っても、
食べたいものはない。
サラダと魚介と焼き野菜、
おにぎりを食べた。


炭がなかなか燃えなくて…
メニューの板で仰いだ。
それでも燃えなくて…
網をトングで持ち上げて、
使ってなかったサラダ用トングで
炭を動かす…
やはり、燃えない…。


デーブルの横に、
炭に風を送る調節スイッチがあって。
店員さんに調節してもらった。


それからしばらくして、
やっと炭が燃えた。


いつも夜は、玄米ご飯と味噌汁だから、
かなりお腹いっぱいになった。

肉は、食べなかったが、
父と弟は、美味しいと言っていた。

焼肉屋さんに行くから、
洗える服でコーデ。
リネンドルマンチュニックの
インナーにクルーネックセーター。
水色のデニム。
小物は、バングルとターバン。




帰りの電車で何気ない会話をした。

ターバンを見て、父が言った。

「それ流行っているのか？
誰もしてないけど…。」

負けずに答える。
「自分の中で流行っているんだよ!!!」


誰かに理解されなくても、
自分の好きなものを大切にしたい。
自分の中だけで流行っているものに、
こだわるしょーもなさも大切にしたい。