先日、こんな作品に出合いました。
コメさんの作品『お隣さんと今日のご飯』(ふゅーじょんぷろだくと)
東京の大学に進学するために上京してきた女の子 美作文絵と
その部屋の隣に住む同じ大学の男の子 数科理一との
壁を1枚隔てて暮らすアパート暮らしを描いた作品です。
文絵は声が大きく、独り言も多く、
思ったことを口にしながら料理をするんです。
それもズボラ飯系でいい加減に作るのですが、
ちゃんと料理にはなっているんです。
逆に理一は料理はレシピ通りに作らなきゃいけない・・・
そう思ってマニュアル通りにしか作れないのですが、
ちゃんと作っているため、料理の出来は美味しいんです。
毎日のように
文絵は独り言を言いながら料理するので、
どんな料理が出来ているのか・・・
少しずつ気になっていくんです。
・・・といった感じで描かれる
ほのぼのとしたグルメ作品になっています。
僕も料理をするのですが、
ある程度のレシピは頭の中にあるので、
凝った料理以外なら作れるのですけど、
思いつきで、こんなのを入れたらどうなんだろう・・・と、
文絵のような感じで料理することも多々あるんです。
なので、ちょっと文絵に共感が持てました。
そして、個人的に良かったシーンが
カレーを作っていてルーが無いのに気づいた時に
「カレールーないや」
と、あっけらかんな感じでつぶやいたんです。
ここは思いっきり笑いました。
カレールーが無ければバターと小麦粉&カレー粉で
作ればいいや・・・って思うんですが、
カレー粉もなかったみたいで、
バターと小麦粉と牛乳でベシャメルを作って
ホワイトシチューにして食べていたんです。
ホワイトシチューとご飯の論争の話題も入っていて、
こういった小ネタが入っているのも気に入りました。
(ちなみに僕はホワイトシチューとご飯はダメな人です^^;)
かなり面白い作品なのですが、
ナンバリングが無く1巻で終わっている感じなんです・・・
キャラもいいので、続巻が出たらいいのになぁ〜
おまけ
今日の晩御飯は鶏レバー&ささ身のフライでした。
医食同源という言葉があるように、
薬と思って鶏レバーを食べています。
フライにすることで匂いもなくなりますので
(もともと鶏レバーは匂いがあまりないんですけど)
レバーが苦手な人でも食べれるかも・・・
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