先日、こんな作品に出合いました。
押切蓮介さんの作品『ピコピコ少年EX』(太田出版)
『ピコピコ少年』シリーズなのですが、
『ハイスコアガール』の押切蓮介さんの
もう一つのゲームを題材にした漫画です。
『ハイスコアガール』では格ゲーから始まる
ラブコメ要素が加わった話なのですが、
途中からラブコメ要素が濃くなったのに対し、
『ピコピコ少年』は少年のころから
ゲーム好きだった押切さんのゲームジャンキーさが
色濃く出た作品になっています。
両作品とも読んではいるのですけど、
個人的には『ピコピコ少年』シリーズの方が好みです^^;
3作品で終わった・・・と思っていたのですが、
某リサイクルショップで『ピコピコ少年EX』を見つけ、
まだ続いてたんだ・・・って思ってしまいました。
相変わらずのゲームジャンキーな押切さんなのですが、
個人的にはゲーム機筐体を手に入れた話がツボでした。
多分、ゲームが好きな人なら、
一度はゲームセンターにあるゲーム機の筐体を欲しい・・・
なんて思った人は多いと思います。
(僕も昔は欲しいと思いました^^;)
そうすれば家で存分にゲームセンターと同じような気分で
ゲームをやり放題だと思うんですけど、
手に入れた押切さんは途中から虚しさを覚えるんです。
ゲームをやり放題になったものの、
対戦相手がいなければ、
家庭用ゲーム機でも別にいいわけで・・・
なんか、その気持ちわかります。
僕も格ゲーにハマっていた時に、
ゲーム機の筐体が家にあれば
思う存分練習できたのに・・・なんて思うのですが、
結局はゲーセンでしか腕試しが出来ないのと、
CPU(コンピューター)が相手だと
予測通りの動きしかしないので面白くないんですよね。
結局は対戦での楽しさがあるからこそ格ゲーは燃えるんです。
今はほとんどゲームをしなくなったのですが、
『ピコピコ少年』はゲーム好なら楽しめる作品になっていて、
ゲームにどっぷりとハマっていた頃にかえって読めるので、
今後も続けて描いていってもらいたいです。
内容がかなりコアすぎるので、
忘れたころに新刊が出る・・・というのが一番いいかも^^;
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