先日、こんな作品に出会いいました。
森下真さんの作品『悪魔さんとお歌』(スクエニ)
悪魔たちから国を守るのは
天使の加護を受けた幼年聖歌隊。
子供たちの聖歌はとても美しく
完璧な歌声で悪魔を殺すといわれています。
そんな聖歌隊の1人だった男の子は
歌が下手ということだけで追放され、
悪い大人に人里離れた廃教会へ連れてこられ、
悪魔をおびき寄せるために使われました。
しかし悪魔はそんな大人たちを皆殺しにし、
男の子に近づいたのですけど、
可哀そうな生い立ちに同情し、
悪魔が歌を教えることになったのです。
歌が下手な男の子はへたっぴと名付けられ、
優しい悪魔に助けられながら生きていくことに・・・
しかし、へたっぴはすでに歌は上手くなっていたのですけど、
上手いことがバレると優しい悪魔と一緒にいられなくなるので、
いつまでも歌が下手なのを演じているんです。
・・・といった感じで描かれる
悪魔と男の子との心温まるストーリーになっています。
ストーリーからして1巻完結しているのですけど、
ラストにウルっとする部分があったり、
ちょっとネタバレするのですが、
青年になったへたっぴが悪魔の意思を継いでいたり・・・
この作品・・・絵&ストーリー・・・そして、
悪魔の優しさにやられてしまいました・・・
もうすぐ年末です・・・
「このマンガがすごい!」にランキングされないかな・・・という
ちょっと楽しみな作品です♪
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