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2020年04月19日02:50

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詩『頃無くして死す』

アパート。マンション。 一軒家。
壁で隔たれた数十メートルの中で横たわっている。
読み違いした代償はあまりにも大きくて
『危機はもう近い』と言った『君はもう居ない』のにさ。
不思議に君が見えるよ。
『大袈裟だよ』ととぼけた僕を彼岸の君は悲哀に満ちた瞳で見ている。
悔やみの朝の前。
暗闇の中で朽ちて枯れた僕らを糧に恨みの花は開花する。
そして頃無くして死ぬだろう
コロナ屈して死すのだろう
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