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2021年02月26日23:04

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ようこそ!地球へ(後編)さらば!バルタン星人

そろそろ保育園入園に向けて準備しなきゃ…

・ブレックファスト・クラブ


前半は退屈な会話劇、と思いきや、教師との丁々発止のやりとりが軽妙で面白い。
彼らの名前が紹介されるのが開始三十分ほど経ってから、しかもほとんど意味を成さないことは彼らがキャラクターとしてより、アメリカの若者たちの投影であることを表しているのだろう。大人の目から見ると滑稽でもあるが、真剣に悩み、吐露し、かといって過剰に馴れ合うでも、問題を解決するでもなく、カップルを作りつつ去っていく。秩序を乱し始める不良で粗暴なベンダーも、高圧的なヴァーノン先生も段々可愛く見えてくる。


・ドラゴンボール超 ブロリー


今までになくハードかつ悲劇的なopからのコミカルな展開、悟空、ベジータ、ブロリーに対しそれぞれ違った親の顔を見せるバーダック、ベジータ王、パラガス三者三様の親子関係に加え、フリーザ様を加えたそれぞれの戦う理由が浮き彫りになる。クリリンら仲間たちをオミットしキャラクターを絞ったことで、前半に物語を集中させることに成功している。父親になったばかりの身ということもあり、バーダック夫妻と悟空の別れのシーンで早くも涙してしまったあとにビルスとブラにホッコリ。
とはいえ映画が始まって30分ほどはまともなバトルもなく焦れてきた頃、そんなドラマを全部吹き飛ばすような、どことなく筆画っぽい、意識的にラフに描いたようなアニメーションと、美麗なCGの見事な融合による超絶バトルがなんとほぼ残りの60分全編に渡り繰り広げられる。緻密で繊細な物語には程遠いがバトルアニメとしては世界トップかもしれない、ただダラダラ長いだけでなく、次々と相手が変わり、また獣のように戦うブロリーに対して武術を駆使する悟空、ハイブリッドのようなベジータと飽きないよう見せ方に工夫がある。時に主観で、俯瞰で、ヒキで目まぐるしく変わるカメラワーク、スピード感と見やすさを両立させた映像美は是非大画面で堪能したい。
ベリブルやキコノといったゲストキャラも見ていて楽しい。特にチライ、レモの2人とブロリーの関係が尊すぎて笑顔不可避。設定はリセットされているので、過去のブロリー作品未見でも問題なく楽しめた。
映画としては展開などある程度の不満はあるが、ドラゴンボール映画としての不満はほぼ唯一、戦闘シーン以外の作画がしばしば酷いものになるところか。
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