mixiユーザー(id:555665)

2019年12月12日01:00

177 view

ふしぎな子熊座の少年

会社の忘年会も3日後。さほど嬉しいイベントではないが、非強制、無料、ノンアルコールOK、禁煙、お酌なしのウチはそこそこタチの良い部類ではないだろうか。
とりあえず幹事として少しでも楽しく出来たらいいなあ。

・秘密結社鷹の爪 総統は二度死ぬ

トレーラー無し。
一時期TOHOシネマズの前説でもお馴染だった鷹の爪団、まさかの劇場版。
初見でも全く問題ないけど、キャラの相関図だけでも把握しておいた方が良いので無印TVシリーズだけでも見ておくと吉。
まずまず手堅いストーリーにチープながら不思議と貧乏くささを感じない絵柄で混乱を巻き起こすダメ人間たちの人間模様、玉石混交ながら安心して見ていられる笑いを提供してくれる。
一番の特徴は、予算ゲージや露骨なプロダクトプレイスメントといった工夫だろう。考えたことを色々ぶち込んでみました感もあるが、どれも観客に向けて作られていることには好感が持てる。途中で予算が無くなったことを逆手に取り、効果音も声で表現する手作り感溢れる演出なんか最高だ。
正直、映画館で1800円(当時)出して見ていたら拍子抜けしていたかもしれないが、レンタルや配信で暇な時間にゆるーく見るのにピッタリの良作。ラストにはちょっとした感動もあるよ。


・秘密結社鷹の爪 私の愛した黒烏龍茶


※動画は映画の予告ではありません

劇場映画第2弾。
ノリや空気は前作のままに、せっかく増えた予算の壮大な無駄遣い、予算ゲージの使い方の上達などクオリティをより充実させたといった印象。
前作で特大のインパクトを残した大家はお休みだが、心の底からクズ過ぎるデラックスファイターが主に負の方向に大活躍。こいつが停滞させ、デウスエクスマキナ級のチート性能を持つレオナルド博士が強引に進めるという流れはかなり歪ではあるが、全体に漂うゆるさが、詰め込みながらも忙しくも重くもない独特の、しかも極めて秀逸なバランスの良さを作り出している。
序盤で張られた伏線が丁寧に回収されるお話も、しれっとぶち込まれる社会風刺も、バカバカしいノリに覆われた「弱者を救い、敗者に寄り添う」というメッセージも前作より好き。ラストの総統の言葉には思わず涙腺が緩む、最高の負け犬たちへのエールでした。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る