mixiユーザー(id:555665)

2019年08月24日22:52

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節分怪談!光る豆

うーん、調子が悪い。


・ゾンビスクール



何がしかのウィルスの入ったチキンナゲットを食べた人間がゾンビ化しパンデミックが…という「いつものヤツ」で、ストーリー的にも目新しいものはないが一線を画すのは舞台が小学校、ゾンビになるのが子供たち、という点。
おそらく根底には「子供の無垢さと獣性・残酷性」だとか「大人と子供の絶対的な壁」とか「人間としての教育」とかテーマがあるんだろうけど描写が馬鹿馬鹿しくてどうでもよくなります
ゾンビキッズ相手のコメディということでゆるくショボイかと思いきや、小学生どころか乳児まで容赦なくゾンビ化、引きずり出されるモツに脳みそ、引き千切られる手足に首、撒き散らされる血飛沫どれをとってもなかなかにハードでB級のチープさも無く、R15も納得の容赦の無さ。
特に冒頭の「生きた鶏がナゲットになるまでの過程」は(ホラーシーンでも何でもないのに)非常に生々しく、鶏肉喰えなくなる人いるんじゃないかってくらいリアルでした。
主演のイライジャ・ウッドは気弱で微妙に役立たずなヒョロガリ教師をきっちり演じていたし、最近では「MEGザモンスター」で悪徳社長を演じたレイン・ウィルソンのブッ飛んだ体育教師と、中盤唐突に登場し謎のアクションで子供ゾンビを薙ぎ倒していくアジア系の校務員は一見の価値あり。
事実上のラスボスにしてクソガキ「ペイトリオット」役の少年が素晴らしく、実際にいそうないじめっ子の悪ガキと悪知恵の働く子供ゾンビを見事に演じ切っている。
ただしその他の脇役たちの扱いはほぼダメダメで、あれだけブッ飛んでいてアクの強い教師陣も、意味ありげに生き残った2人の生徒も、個々の活躍もほぼなければ「喰われ役」としての見せ場もなく、何のために存在するのかまるで分らない。「スコット・ピルグリム」のアリソン・ビル演じるヒロインも見た目が特別可愛いわけでもなければキャラクターがクレイジーなわけでもなく平平凡凡で印象に残らない。作劇上の都合か、銃規制の厳しいイリノイ州が舞台になっているためアメリカ映画には珍しく銃器が一切出てこない。そのため「人間たちのいがみ合い」や「現場にあるものでオモシロ武器を合成」というゾンビ映画のお約束もそつなく入ってはいるものの薄味。
この面倒臭いご時世に良く作れたものである、という点だけでもまあ価値はあるかな。


・ワイルド・スピード MEGA MAX



今までのシリーズでは最高に面白かった。最強のハゲと最強のハゲが画面狭しと大暴れ。
前作「MAX」のラストシーンから直結のオープニングにもう大興奮だし、x2のテズにローマン、X3のハン、MAXのジゼル、1のヴィンスら過去作ゲストキャラ含めた仲間とのファミリー結成、そして最強の捜査官ホブスことロック様が今作から遂に登場。
ドミニクとホブスの肉体のぶつかり合い、リオならではの無法感溢れる銃撃戦、何といってもラストのカーチェイス。巨大金庫をハンマーのように振り回し悪党の車を次々と薙ぎ倒す様は「バッドボーイズ2バッド」に勝るとも劣らないほどアドレナリン出っ放し。
ストーリーも過去最高に乱暴で、あれだけ計画を立てておいて最終的には力技のゴリ押しだったり(結構尺を取ってた練習シーンがいらないシーンに…)、そもそもドム一味は正義の味方でも何でもないむしろ犯罪者なワケで、敵だけでなく一般人にも多大な迷惑と損害をぶっかけてトンズラしているわけで。オープニングのクラッシュやらカーチェイスで死人ゼロはさすがに無理があるとかそもそも2台とはいえあんなに金庫を振り回せるわけがないとか、ドムはちゃんとニコに会ってやれよとか主人公なのにブライアン個人の活躍が薄いとか文句はあるんだけど、ヴィンスのアレとかホブスがドミニクの手を取ったシーンとか「熱さ」の方が勝っているのでそんなには気にならなかった次第。
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