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日記一覧

■半藤一利編・解説「なぜ必敗の戦争を始めたのか」2019年2月文春新書副題は、“陸軍エリート将校反省会議”。日本の平成の御代は、大きな天災には見舞われたが、戦争はなく、その意味では、平和な時代だった。昭和の御代は、1945年の敗戦を境に、前半と後半

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■内田樹・池上六朗「身体の言い分」2019年4月毎日文庫春先に買い込んだ積読書から手に取った一冊。書店の店頭で手に取る本は、本の方から呼びかけられている気がして思わず手に取るのだが、購入してすぐ読むのかというと、さにあらず、まずは、積読書のスペ

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■岩波明「天才と発達障害」2019年4月文春新書7回前の読書日記に、池谷裕二さんと中村うさぎさんの対談集をとりあげたが、ふたりが、ASD(自閉症スペクトラム障害)であることをカミングアウトして、あぁ、そうなのかと思った。脳科学者として、作家とし

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■村上春樹・柴田元幸「本当の翻訳の話をしよう」2019年5月スイッチ・パブリッシング刊眼の方は、先週の金曜日に眼科に行って、かなり色々検査してもらって、特に大きな疾患はなく、右眼に逆まつげがあったようで、治療して目薬を処方してもらい、かなり改善

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■藻谷浩介「世界まちかど地政学NEXT」2019年4月文藝春秋刊相変わらず、目の調子がいまいちで、読書のペースが落ちています。明日、眼科に行ってみようかなと思います。還暦過ぎまで、目だけはよく、眼鏡のお世話になったことは一度もなかったのですが、明日

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■市橋伯一「協力と裏切りの生命進化史」2019年3月光文社新書私の道楽読書テーマのひとつに、人間とは何だろうか、の探求があり、脳科学や生物学の啓蒙書で、そのような本があれば、アンテナにひっかけ新書でそのような本が出れば、たいてい手に取っていると

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■塩田武士「罪の声」2019年5月講談社文庫前回の読書日記では、軽いミステリを読んだが、今度は本格的ミステリ。しかも、グリコ・森永事件という、現実の昭和最大の未解決事件を題材に挑戦した、問題作で、文芸・ミステリ・ノンフィクションのジャンルを超え

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