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日記一覧

■松崎久純「好きになられる能力」2015年3月光文社新書副題は、“ライカビリティ 成功するための真の要因”。キイ・ワードは、“自分にとって大切なことは、自分以外の人により決められている。”これって、内田樹さんが、贈与論で言うところの以下に似てい

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■カズオ・イシグロ、土屋政雄訳「忘れられた巨人」2015年5月早川書房刊書店店頭で、カズオ・イシグロの新作が並んでいたので、手に取った。早速、惹句を紹介。“『わたしを離さないで』から十年。待望の最新長篇!”“アクセルとベアトリスの老夫婦は、遠い

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■桜井章一・藤田晋「運を支配する」2015年3月幻冬舎新書還暦まで生きてきて、仕事はずっとサラリーマンで、自営も起業もしたことはないが、起伏は大きかったと思っている。勤め先は、3つ変わって、最初に就職したのが倒産して今はない中小企業で、4年で転

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■橋本治「バカになったか、日本人」2015年2月集英社刊私は、橋本治の読者でもある。といっても、その著作は、古典の現代語訳から、小説・戯曲、評論・エッセイまで、膨大であり、すべてにわたっての読者ではなく、もっぱら評論・エッセイの読者ではあるが。一

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■小川糸「サーカスの夜に」2015年1月新潮社刊小川糸さんの小説を、やっと読むことが出来た!いくつか、アンテナにひっかかった作品があって、例えば、「食堂かたつむり」や、「つるかめ助産院」などだが、なぜか手にとることがなかった。本作品も、小説読み

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■小林朋道「ヒトの脳にはクセがある 動物行動学的人間論」2015年1月新潮選書書名を見て、パッと手に取った本。この種のタイトルには、条件反射的に手が伸びるのです。なにせ、道楽読書のテーマのひとつが、「人間とは何か」の道楽的追究ですから。(笑)い

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■細川護熙「ことばを旅する」2011年1月文春文庫5/3-5/5、名古屋の老母のもとを訪れたとき、携行した本を読了。刊行されてもう3年になるが、入手したのは、最近。書店でなんとなく手にとって、積読状態の本で、今、読みたいと思って。著者の細川護熙さんは、

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■片岡たまき「あの頃、忌野清志郎と」2014年7月宝島社刊偶然気づいたのだが、今日は、忌野清志郎の6回目の命日だった!人気ロック歌手・忌野清志郎は、2009年5月2日、58歳の若さで逝ってしまった。清志郎の熱心なファンではなかったが、最近、疲れた夜に、

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