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日記一覧

■橘玲「朝日ぎらい」2018年6月朝日新聞出版刊副題は“よりよい世界のためのリベラル進化論”。最初に断っておきますが、本書のタイトルは、羊頭狗肉で、内容は、右翼系雑誌のように、朝日新聞へのヘイト文章が書かれた本ではありません。どんな本かといえば

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■川本三郎「あの映画に、この鉄道」2018年10月キネマ旬報社刊今月の読書日記は、鉄道関連の本が多いですね。特に企画したわけではありませんが、まぁ、風の吹くまま、気の向くままで、偶然、そうなった次第です。この読書日記は、いろんな本を取り上げていま

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■J.ウォーリー・ヒギンズ「秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本」2018年10月光文社新書凄い本に出会ってしまった!新宿の紀伊国屋の店頭で、目が合ってしまったのです。私は、今64歳なので、約60年前以降10年といえば、小学生の頃だった。当時の日本

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■先崎学「うつ病九段」2018年7月文藝春秋刊副題は、“プロ棋士が将棋を失くした一年間”。将棋界は昨年、中学生棋士の藤井聡太さんが、29連勝でフィーバーしたが、そんな中、うつ病になって闘病生活を送ったプロ棋士がいた。名前を、先崎学という。羽生竜王

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■櫻井武「『こころ』はいかにして生まれるのか」2018年10月講談社ブルーバックス副題は、“最新脳科学で解き明かす「情動」”。子どもの頃、科学少年だったので、大人になった今でも、科学の啓蒙書は比較的よく手に取る。ただ、手に取る科学の分野は、偏りが

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■野田隆「シニア鉄道旅のすすめ」2018年10月平凡社新書私は、テツちゃんではないが、いくぶんかテツ分も入っていて、この読書日記でも、ときどき、鉄道の本を取り上げている。日記のタイトルに使ったのは、本書の帯のフレーズだが、書店店頭で手に取ったのは

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■木皿泉「さざなみの夜」2018年4月河出書房新社刊小説読みのマイミクさんの多くの方が、読んで感動された小説を遅ればせながら手に取った。作者の木皿泉さんの小説は、「昨夜のカレー、明日のパン」で馴染み。ペンネーム木皿泉さんは、おひとりではなく、藤

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■色川武大「うらおもて人生録」2018年3月第40刷新潮文庫(初出は1987年)本日から、11月がスタート。平成もあと半年だというし、月日の過ぎるのは本当に早いですね。読書の秋、真っ盛りですが、私はいつものように、気が向いた本を読んで、いつものように読

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