mixiユーザー(id:5540901)

2021年10月07日08:12

311 view

読書日記Nо.1387(誕生日に読む、谷口ジロー特集)

■雑誌「東京人」2021年11月号、no.445
 <特集「谷口ジロー」描かれた風景を「歩く」愉しみ>

本日は、私の67回目の誕生日です。

雑誌「東京人」の最新号が、大好きな漫画家・谷口ジローの特集をしていて、
書店の店頭でみかけ、早速読了しました。

谷口ジローは、最近では、漫画版「孤独のグルメ」の作画者として有名ですが、
なんといっても、「漱石の時代」や、「遥かな町へ」で圧倒的なファンを獲得
した漫画家です。

惜しくも、2017年2月に、69歳の若さで亡くなってしまいましたが、フランスにも
ファンがたくさんいて、哀悼の記事もたくさん掲載されたことを聞きました。

私も、2014年11月に「遥かな町へ」を読んで、読書日記を書いていました。↓

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1934920191&owner_id=5540901

特集記事も大変充実していて、全部ご紹介すると、以下です。

■神々の山嶺/谷口ジローというジャンル
 夢枕獏(作家)
■神々の山嶺/どんな作品でもインターナショナルになる
 天野喜孝(画家、イラストレーター)
■歩くひと/ゆっくりと流れる時間のなかで
 片岡義男(作家)
■事件屋稼業、北のサムライ/上村一夫の通夜の帰り道、「あたらしいマンガ」を発想
 関川夏央(作家)
■[対談]原画に会いに とまった時間が動きだす
 佐渡島庸平(「ふらり。」担当編集者) × 山下裕二(美術史家)
 文・野村麻里
■歩くひと/歩いてみようか
 堀江敏幸(作家)
■サンドウィッチは銀座で/洗練性が際立つ「日本の食の情景」
 平松洋子(エッセイスト)
■欅の木/小さな胸が安堵したその一瞬
 川本三郎(作家)
■バンド・デシネ作家として 欧米で愛される理由 文・原正人 
■新たな表現領域を求めて―― 可能性への挑戦 文・夏目房之介
■「夏目の目」がいざなう谷口ジローの世界 23作品を紹介!
■谷口ジロー年譜/谷口ジロー書誌一覧
■[鼎談]
 原作者、アシスタント、担当編集が語るマンガ制作の裏側
 人物も風景も料理も「ふつう」に描くために
 久住昌之(漫画家、原作者) × 染谷誠(双葉社編集者) × 広木陽一郎(漫画家)
 倉田モトキ・構成、文 68
■歩くひと/コマのシークエンスを形成する柳瀬川の地形
 本田創(暗渠者)
■神々の山嶺/人間も、自然も、すべてが同等にそこにある
 野川かさね(写真家)
■孤独のグルメ/ロンリー・おひとりさま・イン・台湾
 施清元(ライター、デザイナー)
■ドラマの裏側(1)「孤独のグルメ」 吉見健士(共同テレビジョン・プロデューサー)
 テレビ屋としての矜持
■ドラマの裏側(2)「歩くひと」 アベラヒデノブ(監督、脚本家、俳優)
 原作の美しさを再現するために

どのページにも、文章だけでなく、谷口ジローの漫画が引用されて、ファンとしては、
大満足の一冊でした。

さてさて、現実に戻って、67歳になりましたので、仕事の現役生活は、来月で
キリをつけようと思います。

日本人男性の平均寿命は、81歳とのことですが、健康寿命は72歳で、あと5年しか
ありません。

健康なうちに、美術館巡りや、音楽会巡りなど、現役生活で十分にすることができ
なかった趣味の世界も、深めたいです。

この読書日記も、1500回までは書いてみたいな、などと夢想したりしています。
27 36

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年10月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31