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2020年06月26日18:48

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読書日記Nо.1275(潜入ルポ amazon帝国)

■横田増生「潜入ルポamazon帝国」2019年9月小学館刊

前回の読書日記がヤフーだったので、今回はアマゾン。

新型コロナウイルスによる、自粛・ステイホームで、大盛況なのがamazon。
4月以降、日用品の注文が殺到して、書籍が軒並み在庫なしになったのを、
覚えておられる、アマゾン・ヘビーユーザーもおられると思う。

私の会社は、出版社(ただし末席)なので、amazonに抗議したら、日頃は
上から目線のamazonの担当者が、平謝りだった。

私は基本的には、amazonは使わないが、家内がなんとヘビーユーザーで
週に2回は、amazonから品物が届いている。あまりにも便利すぎて、中毒に
なってしまうとのこと。

本書の惹句を紹介しますね。

“「アマゾン・エフェクト」の正体を見た!”

“世界最大の小売企業"アマゾンによって、いまや日本市場は制圧されつつある。
果たして、その現場では何が起きているのか――「アマゾン・エフェクト」の
実態に迫るべく、著者は『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』以来、15年
ぶりにアマゾンの巨大物流センターに潜入する。”

“さらに、即日配送、カスタマーレビュー、マーケットプレイス、AWSなど、
アマゾンのさまざまな現場に忍び込んでは「巨大企業の光と影」を明らかにしていく。”

“私たちはこのまま何も実態を知ることなく、「アマゾン帝国」に支配されて
いくのだろうか……日本人に大きな問いを投げかける力作ルポルタージュである。”

“どこにでもいるアマゾンユーザーに過ぎなかった著者が、たったひとりでこの
巨大企業の実態に迫りゆく。「巨象に立ち向かうアリ」の奮闘をご覧ください。”

目次も紹介。
第1章 15年ぶり2度目の巨大倉庫潜入
第2章 アマゾンではたらく社員の告発
第3章 宅配ドライバーは二度ベルを鳴らす
第4章 ヨーロッパを徘徊するアマゾンという妖怪
第5章 ジェフ・ベゾス あまりにも果てなき野望
第6章 わが憎しみのマーケットプレイス
第7章 フェイクレビューは止まらない
第8章 AWSはAIア...

あまりにも便利で、中毒になり、amazonに飼いならされてしまうのが、
ぞっとするディストピアだと、著者は警告し、なるほどと、腹オチした。

著者は、一世風靡する、「帝国」的企業に潜入ルポをして、そのような企業
から蛇蝎のように嫌われているらしい。

そういえば、過去にも読んで、読書日記を書いていた。

「ユニクロ帝国の光と影」2011年10がつ
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1784784663&owner_id=5540901

「仁義なき宅配」2015年9月
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946414072&owner_id=5540901


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