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2020年05月25日20:00

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読書日記Nо.1268(それでも読書はやめられない)

■勢古浩爾「それでも読書はやめられない」2020年3月NHK出版新書

副題は、“本読みの極意は「守・破・離」にあり”

本書も、コロナ自粛前に、新宿紀伊國屋の店頭で手に取った本。
著者は知らない人だったが、以下の帯の文言で、手に取る気になった。

“名うての市井読書家が送る 痛快なる読書一代記!”

私はmixiで、2006年から、読書日記を連載している。
私のmixi読書日記の方針は、一貫していて、この読書日記を書くことに
よって、バーチャルな読書サロンとしたかったから。

私が読んだ本を肴に、mixiでしか出会えないヴァーチャルの同好の志の
皆さんとおしゃべりがしたかったからです。

そして、私のこの読書日記は、道楽読書であると宣言している。

読書は、決して、高尚なものでもなく、教養を高めるものでもなく、道楽
とすると、こんな安上がりで、愉楽の極に誘ってくれるものはない。

そんな風にして、14年かかって、今回で1268回の読書日記を書くことができた。

だから、他人の読書論なんて、どうでもいいのですが、まぁでも、こんな風に
気になって読んだりします。

本書の惹句を紹介しますね。

“普通一般の読書で、本はこう読みなさい、というルールはなく、読書は技量
の上達や心の成長を競うものでもない。つまり、読書の作法は人それぞれだ。”

“ただし、自分自身を相手に、自分なりの読書の道筋として「守・破・離」を
見つけられるとしたら、どうだろうか?加齢とともに移り変わる読書傾向は何を
意味するか?約1万冊を読んできた、名うての市井読書家による渾身の読書論。”

読後感は、まあ、☆が2つか3つくらいかな。
悪くはないのですが、私の読書ライフとは、違うかなと思った次第。

いいんです。読書好きな人それぞれに、読書論があっていいんです。

ここ10年くらい読んだ、読書論の中で、いいなと思ったのは、下の2冊です。

一冊目は、2009年によんだ松岡正剛さんの「多読術」。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1202866311&owner_id=5540901

二冊目は、2018年に読んだ森博嗣さんの「読書の価値」。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966444519&owner_id=5540901

この2冊は、☆が4つ〜5つです。

まぁでも、本書のタイトルの通り、道楽読書は、やめられないです(^^♪

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