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2019年12月06日21:40

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読書日記Nо.1230(師走の喧騒を離れて、純愛物語の映画と原作を堪能)

■平野啓一郎「マチネの終わりに」2019年6月文春文庫

12月になって、街は師走の喧騒に包まれている。
今週は、忘年会シーズンで、私も週4回、飲みの場に出た。

でも、実生活の義理を離れて、心は、純愛の物語に堪能して満足。
65歳になっても、美しい純愛物語に、魂が震えるのに、驚いたりする。

きっかけは、12/1の日曜日に、福山雅治・石田ゆり子主演の映画が
なぜだか無性に観たくなって、映画館に足を運んだことである。

シニア割引を初めて使ったが、ということは、この5年間映画館に
足を運んでいなかったということで、愕然とした。

先日、東京都美術館で、コート―ルドの印象派絵画を鑑賞したが、
東京都美術館は、65歳からシニア割引が使えるのを知った。

映画の方は、福山雅治と石田ゆり子の美男美女の恋愛ストーリーで
福山演ずる、ギタリストがつまびく音楽が素晴らしく、深く耽溺した。

私の女性観で、女性の容貌には、キツネ顔の女性とタヌキ顔の女性が
いて、私の好みは、どうもタヌキ顔の女性なんです。

石田ゆり子さんは、タヌキ顔の女性で、それも映画に耽溺した要因
の上位かもしれない。

映画が素晴らしかったので、その足で書店に行って、原作の単行本を
購入。400頁超の長編だったが、師走の実生活と並行して読み、本を
置くのが、名残惜しかった。

映画よりも、原作の方が、さらに素晴らしかった。

平野啓一郎さんは、雑誌や新聞などの細切れの文章しか読んだことが
なかったが、素晴らしい作家ですね。

両主人公が発する、言葉の深さに打たれてしまった。
映画のシナリオの方は、あらすじを辿ったという印象で、原作の方が
何倍も素晴らしい。

女性の主人公も、石田ゆり子さんの面影を思い浮かべながら読んだが、
もっと魅力的だった。

大変遅ればせながら、本書の惹句も紹介しておきますね。

“平野啓一郎のロングセラー恋愛小説、ついに文庫化!
たった三度出会った人が、誰よりも深く愛した人だった――”

“天才ギタリスト・蒔野聡史、国際ジャーナリスト・小峰洋子。
四十代という狄誉犬琉鼎た広瓩鯀阿暴于颪辰親鷽佑寮擇覆垢る
恋の行方を軸に芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死など、
現代的テーマが重層的に描かれる。”

“最終ページを閉じるのが惜しい、至高の読書体験。”

看板に偽りなし。恋愛小説でこんなに感動したのは、何年ぶりだろう(^^♪

追伸:あっ、そうだ。本作品のテーマでもあり、通奏低音にもなっている
主人公の言葉を引用しておきますね。

「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、
未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わって
しまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃ
ないですか?」
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 06:48
    平野啓一郎って、17くらいですごく難解な小説を書いて、芥川賞をとったんでしたっけ。名前は知っていますし、何か対談本は読んだ記憶があるのですが、小説は未読です。もうそれなりの年齢になられたと思いますが、若くして話題をとっただけでなく、いい作品を書き続けていられるってホッとします。分厚くてハードル高そうですけど、いつか読んでみたいです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 08:42
    この映画、観られたのですね。なかなか 映画館には行かないのですが、観てみたくなりました。原作の方が素晴らしいのですね(^^)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 12:15
    shu1さん、こんにちは。

    平野啓一郎さんは、京大の学生のとき投稿した「日蝕」に
    よって芥川賞を受賞し、そのまま作家になった方のようです。

    名前は知っていましたし、短い文章は読んだことがありましたが、
    作品は初めてでした。素晴らしかったです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 12:17
    マナティさん、こんにちは。

    私もマイミクさんの映画日記や、TVのロードショーは観て
    いたので、映画からそんなに遠ざかっていると思ってません
    でしたが、5年以上も映画館に行ってませんでした。

    原作と映画をどちらを先にするかですが、本作品はオススメです(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 12:54
    平野啓一郎さん、短い文章しか読んだことがなく、小説は難しい内容なのだと思っていました。至高の読書体験、してみたくなりました。きっと素敵なストーリーなのでしょうね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月07日 20:01
    わたしも読んで、映画も観ました。原作から読むと、洋子さんのイメージ、石田ゆり子と違います。もっとシャープで切れる感じでした。石田ゆり子さん、可愛らしく演じていました。素敵な台詞たくさんありましたね(*^_^*)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月08日 12:15
    kogumarionさん、こんにちは。

    私も平野啓一郎さんには、同様のイメージを描いていて、
    小説の読むのを遠慮していました。

    本作品を読んで、確かに、単純な純愛物語でなく、中東紛争や
    アメリカの金融工学の欺瞞なども描かれていましたが、主人公
    たちの愛の描き方が、とてもピュアで、癒された次第です(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月08日 12:18
    羊介さん、初めまして。

    本作品のレビューに訪問させていただきましたが、こちらにも
    訪問いただき、ありがとうございます。

    原作を先に読まれると、映画の方は、少し物足りなさを覚えられる
    かもしれませんが。映画も純愛ラブストーリーとして秀逸です(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月08日 12:21
    天羽鈴さん、こんにちは。

    天羽鈴さんの映画日記を先に読んでいましたので、主人公の洋子さん
    については、全く同感だと、改めて思った次第です。

    でも、映画の石田ゆり子さんも素敵でした。台詞は、原作と同じでしたが、
    石田ゆり子さんの口から発せられると、格別でした(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月08日 21:17
    とても素敵そうな作品を紹介戴きありがとうございます サントリーホールでのブラームス間奏曲第二番からNY公演での映画『幸福の硬貨』テーマ曲までの6年、セントラルパークの池畔での再会まで目一杯楽しめそうですね 毎日朝刊の連載時点でも既に全て過去の出来事で、洋子は二歳上の原作乍らもゆり子さんは実際は八か月年下ですが、飽くまでも求めて止まないものとどうしても躊躇ってしまうものとが交差する話になっているようですね 何故か偶然行き違ってしまう事が大きく響いても来ますが必然へと導かれていくお話になっているようです 
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月09日 07:43
    勇魚さん、おはようございます。

    私も平野啓一郎さんについては、勇魚さんと同様の先入観を持って
    いて、読むのを敬遠していましたが、本作品は、恋愛譚ということも
    あり、リーダブルでした。

    石田ひかりさんは、朝ドラのヒロインで、名が売れましたですね。
    ご姉妹ですが、私の好みは、どちらかというと、ゆり子さんの方です(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月09日 07:46
    かみかわさん、おはようございます。

    平野啓一郎さんは、クラシック音楽にも造詣が深いようで、ギタリストの
    主人公が弾く、クラシック音楽の解説や、ギタリストの心境などが、
    とてもよく描かれていて、その部分でも、堪能できました。

    骨格は男女のすれ違い譚で、最後は幸福に結ばれる予感がするのが
    読者にカタルシスをもたらせてくれます(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月09日 10:15
    昨日、慌てて映画を見ました。
    丁寧に作ったよい映画でした。
    石田ゆり子さん、好きです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月09日 12:47
    羽衣さん、こんにちは。

    最近の映画は、封切りから一か月くらいで、打ち切られて、
    早めに行かないと、映画館では観られなくなっていますね。

    私にとりましても、久しぶりの映画館での映画鑑賞でしたが、
    福山雅治・石田ゆり子の両主演者がとてもよかったですね(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月09日 23:27
    ジェ鹿ネエヤさん、こんばんは。

    石田ゆり子さんを、「タヌキ顔」と評したのは、私の主観なんですが、
    映画の石田ゆり子さんは、とても素敵だったです。

    すれ違いストーリーは、恋愛物語の王道で、スマホが普及した
    現代でもあるかというと、やはりありうることを示してもらえて、
    それなら、現代でも恋愛は成立しうると思った次第です。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月10日 12:43
    ヤマヤマさん こんにちは 
    5年ぶりの映画館でしたか
    私は10月末から10日間の間に4本映画観ました。ずっと体調が悪く久しぶりに行ってきました。体調が良いとばかりに勢い込んで観に行きましたがまず最初にパスしたのが「マチネの終わりに」でした。美男美女の恋愛を見せられて何だかなぁと思っていましたがヤマヤマさん絶賛ですねexclamationまだやっているかしら
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月10日 12:57
    こすもすさん、こんにちは。

    10日間で、4本の映画を鑑賞されたのですね!それはすごい。

    同い年のこすもすさんが、なんだかなぁと思われるのも、わかる気が
    しますが、私は、ふとこの作品が観たくなったのです。

    そして、若かりし頃のガールフレンドを思い出したりしました。
    (決して石田ゆり子さん似だとは申しませんが、タヌキ顔でした(^^♪)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月11日 13:36
    ヤマヤマさん   こんにちは
    映画を観て昔の純?な恋を思い出すなんてとっても素敵なお話ですねわーい(嬉しい顔)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月11日 18:53
    こすもすさん、こんばんは。

    あははは。照れますね(^^♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月12日 10:27
    新聞連載時にも読まなかった作品ですが、映画の方から入ってみるかな?映画は好きで、ある小さな映画館の会員特典で1100円で観られるのですが、恋愛映画は苦手です。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年12月12日 12:50
    おぢさんさん、こんにちは。

    「マチネの終わりに」は、おぢさんさんがおられる、毎日新聞に
    連載された小説でしたですね。

    恋愛映画は、私もどちらかというと苦手ですが、本作品は、主人公が
    クラシックギタリストなので、ギターの曲がたくさん演奏され、また、
    石田ゆりこさんが素敵だったので、なかなかよかったです。

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