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日記一覧

■内田洋子「見知らぬイタリアを探して」2023年10月小学館刊須賀敦子さん、塩野七生さん、内田洋子さん、ヤマザキマリさん。こうなら並べると、共通点を瞬時に分かるマイミクさんは多いと思います。いずれもイタリアに関係の深い日本人の女性作家ですね

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■雑誌「東京人 2024年6月号 特集:画業70年・つげ義春と東京」都市出版副題は、”「無能の人」の多摩川はじめ、漫画家つげ義春ゆかりの東京をめぐる”。私は若年の頃から、つげ義春の漫画が好きで、今でも関連の書籍や雑誌等で特集を見かけると、つい

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■佐藤優「神学でこんなにわかる『村上春樹』」2023年12月新潮社刊世の中は大型連休中で、マイミクの皆さんはつつがなくお過ごしのことと思います。私は連休などまとまった休みの時は、実家に帰省し、母と過ごしていたのですが、3年前に母を亡くしてから

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■池谷裕二「夢を叶えるために脳はある」2024年3月講談社刊副題は、”「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす”私の道楽読書のメインテーマのひとつに、人間とは何だろうか、という尽きせぬ興味があって、脳科学や生命科学の本もよく手に取っています

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■鷹野晃「定点写真で見る東京今昔」2024年3月光文社新書「東京は普請中の街である」。そんな言葉を、何かで読んで記憶していましたが、何だったのか記憶は飛んでいます。でも、記銘していたのは、なるほどと、深く腑に落ちたからです。令和の今でも、東

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■五木寛之「五木寛之セレクション3 異国ロマンス集」2024年3月東京書籍刊最大手の教科書会社・東京書籍は、一般書も刊行していまして、一昨年から毎年一冊、五木寛之さんのテーマ別の作品集を刊行しています。私は、半世紀前の若年の頃、五木寛之さん

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■今尾恵介「地図バカ」2023年9月中公新書クラレ副題は、”地図好きの地図好きによる地図好きのための本。”本書の内容は、副題がそのものズバリ言い表しています。偏見かもしれませんが、男性は比較的地図好きが多いような気がしています。かくいう私も

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■北村薫「中野のお父さんと五つの謎」2024年2月文藝春秋刊継続して本を読んでいると、胃もたれがするときがあります。そんな時、胃薬のように読む本があったりすると、いいですね。私の場合、北村薫さんの小説は、そのひとつです。重くなくて、滋味深く

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■横道誠「創作者の体感世界」2024年2月光文社新書副題は、”南方熊楠から米津玄師まで”。読む本を選ぶ場合、普通は著者やタイトルで選びますが、皆さんはどうですか?たまに本の表紙、所謂ジャケ買いをする場合もありますが、希少です。本書は、これま

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■磯田道史「磯田道史と日本史を語ろう」2024年1月文春新書大河ドラマや歴史小説で、日本史の面白さに興味を抱く日本人は多いと思われます。そのような中、現代日本で、一次資料の古文書が読めて、日本史の面白さを語る人といえば、真っ先に思い浮かぶの

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■島崎今日子「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」2023年7月文藝春秋刊私のマイミクさんは、60代以上の方も多いので、グループサウンズの音楽を、リアルタイムで聴かれた方も多いのではと思います。ただ、流行ったのは短期間で、全盛期は、1960年代

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■内田樹「街場の米中論」2023年12月東洋経済新報社刊最近、「もしトラ」という言葉をよく見聞きするようになりました。その意は、「(今年の秋の米大統領選で)もしトランプが再選されたら」ですね。それはないだろう、と思いきや、可能性としてはあり

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■最相葉月「母の最終講義」2024年1月ミシマ社刊ここ10年くらい読んでいませんでしたが、私は最相葉月さんというノンフィクションライターの読者で、深い取材に基づくノンフィクションに感動を覚えたクチです。10年前に「セラピスト」という本を読んで書

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■岡田暁生・片山杜秀「ごまかさないクラシック音楽」2023年8月新潮選書クラシック音楽通のマイミクさん・ロベルトさんご推薦の本を手に取りました。現在日本で、クラシック音楽を聴く方は、おそらく1%に満たないと思われますが、私のアクティブなマイミ

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■今井むつみ・秋田喜美「言語の本質」2023年5月中公新書副題は、”ことばはどう生まれ、進化したか”私の道楽読書のテーマのひとつに、人間とは何だろうか、という尽きせぬ興味関心があります。人間とは何か、を考える際、なぜ人間だけが言葉を持つのか

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■ヤマザキマリ「CARPE DIEM(カルぺ・ディエム)今この瞬間を生きて」 2023年9月エクスナレッジ刊いつも、当読書日記へのご訪問ありがとうございます。今回はキリ番で、なんと1600回目の読書日記に相成りました。Mixiがオープンして20年ですが、私は20

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■春日武彦「恐怖の正体」2023年9月中公新書副題は、”トラウマ・恐怖症からホラーまで。精神科医で作家の春日武彦さんを、マイミクの皆さんはご存知ですか。精神病理を、他の人が書かない切り口で書いた、例えば以下のような著書があります。「私はなぜ

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■内田樹「街場の成熟論」2023年9月文藝春秋刊久しぶりに、内田樹さんの本を手に取って読了しました。内田さんは、折に触れて、成熟について語り、世の中に、成熟した大人の頭数を増やしたいと言われます。全体の7%くらいが「まっとうな大人」であれば、

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■山本夏彦「世は〆切(しめきり)」1999年4月文春文庫マイミクの皆さんは、2002年に亡くなられた、山本夏彦というコラムニストを、ご存知でしょうか。前回の読書日記で、小林秀雄を取り上げましたが、その文中に、山本夏彦さんが小林秀雄のことを評した

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■苅部直「小林秀雄の謎を解く」2023年10月新潮選書副題は、”「考えるヒント」の精神史”。出版物のパッケージとして、単行本、文庫、新書などの種別があることは、マイミクの皆さんならご存知だと思いますが、選書、という種別はご存知でしょうか。新

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■池上彰「昭和の青春 日本を動かした世代の原動力」2023年11月講談社現代新書今年は、はや令和6年。昭和は遠くなりました。俳人の中村草田男が、「降る雪や明治は遠くなりにけり」という句を詠んだのが昭和6年なので、あやかって、昭和を偲んだ次第で

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