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2019年01月23日03:20

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「ゲームで防災力アップ」神戸市消防局がソフト開発に協力
毎日新聞 2019年1月22日 11時12分(最終更新 1月22日 17時42分)



ゲームで防災力を高めてもらおうと、神戸市消防局は昨年11月に発売されたソフト「絶体絶命都市4Plus」の一部を監修した。地震や火災から命を守る方法が身につく内容で、災害時に役立つマニュアルも備える。シリーズ4作目で、累計約68万本を売り上げ、業界では「ヒット作」という。2016年の熊本地震の際は「ゲームが役に立った」と評判に。より正確な情報を発信するため、市消防局がアドバイスすることになった。

 開発したのはゲーム会社「グランゼーラ」(本社・石川県野々市市)。チーフプロデューサーの九条一馬さんが「災害をテーマにした映画や漫画はあるのに、ゲームはない」と気づき、02年に家庭用ゲーム機「プレイステーション」用に「絶体絶命都市」を発売した。誤った情報を伝えないよう、15年発売の3作目からは防災の専門家の監修を受けて内容を充実させた。

 16年4月の熊本地震で、このソフトの利用者がツイッターで「ゲームのおかげで冷静に対処できた」とつぶやき、評判が広がった。学生時代、このゲームをした経験のある神戸市消防局の広報担当者が見つけ、翌月に協力を申し出た。

 4作目の最新作は、主人公が真夏のオフィス街で大地震に遭ったとの想定。多くのビルが倒壊、火災が発生。道路や鉄道が寸断されて家に帰れず、食料や水も不足する中、他の被災者と協力し、1週間を生き延びるシナリオだ。さまざまな課題に対し、300以上の防災マニュアルを手に入れながら、解決していく。

 市消防局は、マニュアルのうち4分の1を監修。「服に引火した時は、走り回らずに地面で寝転がるようにして消すとよい」「夜間にヘリコプターから救助されやすくするため、スマートフォンの明かりをかざす」などの情報を提供した。1995年1月の阪神大震災で救助活動をした隊員の手記もマニュアルに収録されている。

 ゲームと連動した、スマートフォン向け無料アプリ「絶体絶命都市防災マニュアル」も作成され、約80のマニュアルが読める。市消防局は「若者たちが正しく知識を学べるよう、役立ててほしい」と話している。
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