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2018年11月25日22:57

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山本寛氏の聖地巡礼の講演会 

11月25日(日)に摂津市別府コミュニティーセンター(公民館)にて、アニメ監督 山本寛氏の講演会 地域活性化と経済効果について〜アニメ制作者から学ぶ「聖地巡礼」と「地域観光」〜がありましたの参加してきました。

http://settsu-befu-cc.com/wp-content/uploads/2018/09/地域活性化と経済効果.jpg

http://settsu-befu-cc.com/?page_id=238

https://jmty.jp/osaka/eve-etc/article-b1csy

地下鉄 井高野駅から徒歩20分ほどあり、不便な場所でした…
この講演会が、あまりネット・SNSでも出回っていない話だったので、約30名少しの方が参加されておりました。

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最後の結論から書くと、
・コンテンツツーリズム(聖地巡礼)は、版権ビジネス(著作権の商売)
・版元と聖地の地元との連携が重要
・著作権の理解
・ファンの「無理解」・「過度な介入」への対応
・声優への対応
・版権元と聖地の地元とは50:50(対等)
・グレーゾーンもある
といったことを仰っていました。


1、聖地巡礼とは
参加されているのが摂津市の地元の方が大半でしたので、聖地巡礼の基礎から始まりました。
聖地巡礼が2016年の流行語となりましたが、聖地巡礼≠宗教 といったことから。

聖地巡礼は作品のロケ地を訪れるのと同じようにアニメの作品の舞台を訪れること。

聖地巡礼の講演会で良く言われる、大河ドラマの舞台となったところを訪れるのと同じですよと。

ファンが舞台に訪れ、見て、食って、飲んで(呑んで)、泊まって、お金を使う
特にアニメファンは熱心な方、信者が大きいので、それの経済効果は大きいよということです。

経済効果の事例では、
らきすた(鷲宮町)2007〜2016年で、31億円
君の名は。 185億
氷菓 21億
ガルパン 7.2億
あの日見た花の名前は僕たちはまだ知らない 3.2億

をもたらしたようです。(出典は存じかねます)
自治体としても、儲かるよということです。

聖地巡礼だけでなく、ゆるキャラ・鉄道むすめも同じようなものです。

2、背景の描写

アニメは架空の世界なので、自由な表現があっていい。
しかしリアルに背景描写にこだわる理由は、約十年前からのアニメの粗製乱造で描写崩壊といった、アニメ制作会社の実態があるということです。

最近は、「君の名は。」の新海誠監督が使った、写真をもとに修正する(レタッチというらしい)手法を使うのが多いようです。
そうすることによって、背景描写のクオリティーが上がったということです。

背景となる舞台(聖地になる以前の時)を取材・ロケハンに行って、写真を撮ります。
それをもとに、話を作りこみますが、ファンタジーの世界を作りにくくなったということです。

山本氏が、涼宮ハルヒ作品で、失敗とは言えないですが、西宮市・西宮北高校付近を舞台に写真を撮って、舞台にしました。
西宮北高校付近は山の上の住宅街です。

そのあたりに、カメラを持ったファン(住人からすれば不審者)がウロウロするようになった・たむろするようになったということを聞いたようで、これはまずかったと・・・

それの反省を生かし、次の「らきすた」では神社を舞台にしよう。
神社なら、公共性があるところで、民家が映ることもないということで、埼玉県久喜市(鷲宮町)の鷲宮神社を舞台に「らきすた」を作ったということです。

3、経済効果

人が集まっていいところなら、舞台にするという方針です。
地元の方に迷惑がかからない方向でする。

(聖地巡礼の講演会でよく言われる、鷲宮の事例です)

山本氏が監督をされた、「らきすた」の舞台、埼玉県久喜市(鷲宮町)の事例を取り上げました。
参考資料



らきすたの舞台、鷲宮町の鷲宮神社。
※ここは由緒ある神社です。
マイミクさんから予てより伺っております。

例年の初詣客は2007年まで9万人。

そこが主人公(柊姉妹)の実家ということもあり、初詣客が2008年に30万人。2011年に47万人とアップしました。

鷲宮はファンが自発的に訪れ、地元では最初、戸惑いの声でした。
これをうまく活用したのが、当時の鷲宮商工会(現 久喜市商工会) です。

商工会にアニメに造詣の深い方(松本氏・坂田氏)がいて、いろいろとイベント・グッズを企画されたようです。
最初は絵馬ストラップ(←時代を感じます)だったようで、30分で完売。

スタンプラリー・2008年には柊家の特別住民票(300円)を発行
歴史ある、土師祭では、らきすた神輿が鷲宮の街中を練り歩くといった、千貫神輿とらきすたをコラボをしたという沿革があります。

オタクの担ぎ手がいて、祭りを地元の方とファンで盛り上げたという成功例です。

※マイミクさん・フォロワーさんにらきすたファンサークルの幸民党系列の方がいらっしゃって、鷲宮の話はかねがね伺っており、なるほどなあと思って聞いておりました。
今宵風さんやスラリンさんなど、長らくお目にかかっていないですが、お元気にされていらっしゃるのでしょうか・・・(・ω・)

東の聖地 鷲宮と聞いており、いかに活発だったのか当時のことを思い出しました・・・

4、版権・著作権の壁

避けて通れないのは、著作権です。
グッズ1つ作るにしても著作権が絡みます。

版元(制作会社)⇔聖地・地元
+ファンという仲介者という構図があります。

制作会社は、著作権を持っている

聖地・地元は、勝手にデザインを使えない(使うときは、お伺いを立てる)
ファンは、熱心なあまり、暴走すると厄介ということがあります。

例に挙げたのは、大洗(ガルパンの聖地)ですが、ここは、制作会社と大洗の関係は対等。
50:50

町には、聖地巡礼で町おこしは期待しないでくださいと先に言って、大洗側も依存しすぎないといったスタンスで、良好な関係だそうです。

最後が冒頭に書いた、結論の部分となります。

これが、11月25日(日)の山本寛氏の聖地巡礼の講演会の講演録(要約)となります。

誤字脱字、記載漏れもあるかと存じますが、掲載致します。
※があるのは私見・感想です。


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