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mixiユーザー(id:5501094)

日記一覧

照る日曇る日 第1109回ミネルヴァ書房から出ている日本評伝選の1冊ですが、年譜、後書、人名索引まで入れると580頁に垂んとする大作で、それだけに著者の熱い思い入れを感じることができます。この本は、これまでの研究を総括し、最新学説を参照しつ

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照る日曇る日 第1108回著者の17年ぶりの新歌集だそうです。装幀がお洒落で、なんと名久井直子選手によるデザインが9パターン!もあるそうですが、私が手にしたのは表A、裏bのAb型。なんか血液型みたいで面白いずら。  エレベーターガール専用エ

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照る日曇る日 第1107回「幸(三)」では、弥次さんが幸にもうけた赤子を世に出すと、地球が蒸発すると「賽の河原の奪衣婆」が予言するのだが、その瀬戸際で助けがあり、事なきを得る。しかし「晩餐会」の三連ちゃんは怖い。黒リンパが描かれたふすまを開

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照る日曇る日 第1106回明日は台風12号が関東地方を直撃するのではないかと戦々恐々としているが、本作の「台風の宿」ではなんと21号から27号まで7つの台風が一挙に来襲するのである!弥次さん喜多さんは、ただただ猛威におそれおののくしかないが

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照る日曇る日 第1105回著者の第一歌集「シンジケート」に加えて「ごーふる」、「ドライ ドライ アイス」、「蛸足配線」、「手紙魔まみ」、「ラヴ・ハイウェイ」などのエッセンスを加えた超お買い得のコンピレーショーンである。 金髪のおまえの辞書の

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照る日曇る日 第1104回「土佐日記」は土佐守になった紀貫之が、その赴任先からの帰還をあえて女の視線で叙述してみせた紀行文の傑作と思っていたのだが、どうもそれだけの単純な代物ではなさそうだ。木村正中氏の解説によれば、貫之が土佐滞在中に醍醐天

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サラサーテの声の謎
2018年07月25日11:52

音楽千夜一夜第416回 こないだ、漱石の弟子である内田百里箸い人の「サラサーテの盤」という本を読みました。内田選手の随筆は、どんな小品も個性的な文体と文章で綴られ、ことにそのいささか怪奇趣味に傾いたところには、凡百の作家には真似の出来ない

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照る日曇る日 第1103回「真夜中の弥次さん喜多さん」前後篇の続編ずら。かなり大幅にお伊勢参りから逸脱して、寄り道度をより増加させ、より深く精神の亡失個所に穴を穿つ、その第1弾が本作である。「白眉様」は日本昔話の伝承を受け継いでいるようだが

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暑中見舞い2018
2018年07月23日09:20

これでも詩かよ 第242回ああ暑い ああ暑い昨日も 今日も 暑かったきっと 明日も 暑いだろう 明後日も 明明後日も 暑いだろ命にかかわる危険な暑さ朝から暑いと 人は死ぬ松本智津夫63歳、中川智正55歳橋本忍100歳、流政之96歳、浅利慶太

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音楽千夜一夜第415回&鎌倉ちょっと不思議な物語第403回無謀にも生命の危険を顧みることなく、棺桶に片足を突っ込んだ老人が、よたよたとやってきました。相変わらずの猛暑でうだる大船界隈まで、久しぶりの鎌響です。このオケは昨年6月に、何者かによ

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照る日曇る日 第1102回昔は「万葉集」、「古今集」と時代が下るに従って、直情径行の真率と簡素の美質が失われて、殊に「新古今」まで来ると、実感にそぐわない観念的で人工的で空疎な脳内積木組み立て細工の産物としか思えず、長らく捨てて顧みなかった

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照る日曇る日 第1101回弥次さん喜多さんは駿府から丸子、岡部の宿へと旅を続けていくのだが、実際は駿府の宿で2人の腕がくっついてしまい、そこからお伊勢さんの近道だという三途の川を目指すのだが、丸子の宿では喜多さんはエクスカリバーを手に入れた

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真夏の洋画10本立ずら
2018年07月19日09:30

闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1367〜13761)アーサー・ペン監督の「左きゝの拳銃」21人を殺して21歳にして死んだビリー・ザ・キッドの生涯を若き日の名匠ペンが描く。なんといってもビリーのポール・ニューマンと彼を射殺する保安官役のジョン

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照る日曇る日 第1100回十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を参照しつつ、出鱈目かつ独創的な道行世界を噴出させたしりあがり寿の漫画ずら。第1回ということもあってややおとなしめの展開であるが、なに、しりあがりに盛り上がっていく。やはり要は2人の男

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家族の肖像 その36 
2018年07月17日10:30

ある晴れた日に 第517回お父さん、焼き芋の英語は?www焼き芋、焼き芋。お父さん、平成16年金八先生怒っていたよ。金八先生「学校へ帰ろう」といってたよ。そうなんだ。お母さん、からっぽってなに?なにも入っていないことよ。そ、そうですお。から

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音楽千夜一夜第414回レナータ・テバルディ(1922-2004)は、マリア・カラス(1923-1977)とともに「20世紀イタリアを代表するソプラノ歌手」ということになっている。ふだんはカラスばかり聴いているのでたまにはその「天使の歌声」とや

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西暦2018年睦月蝶人酔生夢死幾百夜私は、近づいてきた極右ファシストの独裁者に向って、拳銃を右手で握って、顔面など数か所に弾を撃ち込んでから、ゆっくり引き揚げたのだが、彼奴は死んではいなかった。どうやら、いつものように左手で撃たなかったのが

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照る日曇る日 第1099回白泉社コミコミと青林堂ガロに連載された、鬼才による、1987年初版による、2000年新装版の初版ずら。原案が久住、作画が泉の2人組なので、どんな短編でも漫画の推力に勢いがあり、アイデアの質量を感じ取ることができる。

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照る日曇る日 第1098回著者は師と仰ぐ岡井隆の顰に倣って、短歌や俳句とその註解、エッセイ、メールの文章などが混然一体となった短詩型文学のFusion、融通無碍なる交通融合形態に挑んだようだが、保守的で旧態依然たる短歌本出版界にあっては異色の前向

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照る日曇る日 第1097回2002年と割合最近青林工藝舎から発行された漫画だが、完成までになんと24年の歳月が費やされたというから驚く。じつは血がつながっていない姉の「かれん」と弟の「平吉」の深い情愛を軸に、人間の父母未生以前の絶対的孤独と

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照る日曇る日 第1096回1999年にワイズ出版から発行された本作には、「ガロ」に掲載された「街道の町」「ギリシアの光」「菫」「海のタッチ」「日の毒」「旅情の降る驛」「Kはなぜ月を見上げた?」「ちきゅうのよかぜ」「1億年」「海は南方に在り」

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照る日曇る日 第1095回「インスクリプト」から、長きにわたって細々と刊行され続けた全10巻の選集がようやく完成しました。今後本シリーズが中上作品参照のスタンダードとなるに違いありません。余りにも発売が間遠なので、資金不足で中絶するのではな

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照る日曇る日 第1094回1969年11月の「庄助あたりで」から、82年まで「ガロ」を中心に連載された読めば読むほど心暗くなる漫画連作の数々。なんだか太宰の「生まれてきてすみません」という黒いつぶやきが真っ暗な天から4畳半にまで二六時中降り

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蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話op.295ウツギの花の蜜を一心不乱に吸っているナミアゲハの傍に、もう一頭のアゲハがやって来ると、彼女はすぐに蜜の吸引をやめ、翅をだらりと弛緩させ、「やって」とでも言うように、彼が上から降りてくる来

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西暦2017年師走蝶人酔生夢死幾百夜これからは超高速ジーゼル車の時代に突入するので、私はいち早くその免許を取得し、国産1号機にまたがって県道21号線を激走した。12/1久しぶりに麻雀をしていたら、天和(テンホウ)か、あと1牌で上がれるという最高

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照る日曇る日 第1093回この本は、基本的には人世相談なのであるが、答える答え方が、それこそ半端ではない。同居、同棲、内縁、事実婚、、離婚、ストレス、うつ、リストカット、摂食障害、海外生活、介護、看取りなどをことごとく経験した人であるから、

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照る日曇る日 第1092回私の大好きな画家アンリ・ルソーを主題にした美術ミステリー小説。世界の有名美術館、キューレーター、コレクターの世界が垣間見られて興味深いが、なによりも著者のルソーに対する愛情が感じられて好ましかった。   見城の徹が

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ある晴れた日に 第516回なにゆえにうすら笑いつつ嘘を吐く見よおぞましき人の姿を「なにゆえに自閉症児は荒れ狂う」「それにはいちいち理由があるのよ」なにゆえにまだ「最大限の圧力」を言う政局の機微が分からないのでなにゆえに金子兜太の代わりが出な

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ある晴れた日に 第515回巨悪避け小悪突き皐月尽ケイタイの番号ですら知らぬわれマイナンバーなんて知るわけがないかくすれば安倍喜ぶと知りながらダミーを選びし新潟の民大谷も田中前田ダルビッシュみな故障して投手全滅奥村さんも私も好きな人がいてその

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顔、顔、顔が嫌い
2018年07月02日09:17

これでも詩かよ第241回&音楽千夜一夜第413回夜8時。私がくたくたになって横浜桜木町の神奈川新聞社の厚生文化事業団から、明星ビル4階のオフィスに戻って来ると、もう誰もいなかった。その頃の私は、昼間は自閉症を啓蒙する連続講演会の開催と準備と

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