ホーム > mixiユーザー(id:5501094) > mixiユーザーの日記一覧

mixiユーザー(id:5501094)

日記一覧

ある晴れた日に 第375回今朝もまた黙ってテレビを見つめている俳句も短歌も出る幕はない菜の花に紋白蝶が止まっている熊本では大地震が続いている熊本では水下着紙おむつ生理用品が不足している一刻も早くなんとかせよ5分ごとに震度5地獄のような苦しみが

続きを読む

闇にまぎれて cyojin cine-archives vol.1008タイトルからして勇ましいこの映画は、敗戦直後の北九州のヤクザが、進駐軍の「民主主義的横やり?」で、ダイナマイトをどんどん投げ込む殺し合いの代わりに、野球による対決をする、という珍奇なお噺だけど、全編

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.10071975年に東映が製作した活劇映画だが、高倉健扮する町工場のオヤジが金欲しさに新幹線を爆破するなどという企画をよくも当時の国鉄が許可したもんだ。さすが東映の岡田茂。いまならこういうおはなし自体をみん

続きを読む

照る日曇る日第860回 辻邦夫の歴史小説の特徴は、その真実らしさと叙述の晴れやかなリリシズムにある。 どんなに優れた内容を物語っていようとも、その語り口が陰鬱であったり妙な歪みや毒が含まれていたりすると、もうそれだけで放り出したくなってしま

続きを読む

ある晴れた日に 第374回道路の真ん中を、かりそめの車が走ってきた。車の格好をしたはりぼての車が、風に揺られてぶるぶる震えながら走っている。道路のはじっこには、かりそめの人が歩いていた。外側には肉がついて、人間の姿形をしているのだがその中に

続きを読む

蝶人物見遊山記第202回近現代の日本画はどちらかというと苦手なので、普段からあまり見物しないのだが、大宣伝とネームバリューにつられて覗いてみて、やっぱり後悔してしまったずら。確かにその描線は明晰で、清方には遠く及ばずとも色だって悪くはないんだ

続きを読む

蝶人物見遊山記第201回 若冲をはじめてみたのはもう半世紀近く前になる。その後皇居内に開設されたに皇居内の宮内庁三の丸尚蔵館で「動植綵絵」の幾幅かの前に立ったとき、こんな華麗な雄鶏や雌鶏がいるものかと文字通り目がくらくらするほど驚愕した。 そ

続きを読む

照る日曇る日第859回 2004年から2015年12月9日までの著者の日記を主軸にいくつかのエッセイを加えた文字通りの「絶筆」である。 日記は自分が自分の為だけに書く非公開のものと、本書のように公開が前提になったものとに大きくは分かれるが、

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1006イランのアメリカ大使館占拠事件を描いた映画ずら。カナダ大使館に逃げ込んでいた6人の大使館員を偽映画「アルゴ」の撮影スタッフと偽って無事に帰郷させる一大スペクタクルであるが、まあよく成功したものである

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1005 音楽やバレエや演劇などの芸術芸能方面に進むことを選んだNYの若者たちの青春苦労物語ずら。 まあこのうちの何人がスタアにはなれずとも少なくともその道で食えるようになるかてんで予断を許さないが、それで

続きを読む

ある晴れた日に 第373回さよなら三角 またきて四角さよなら三月 またきて四月さよなら三角 またきて四角資格はテレビ テレビは電波   電波は消えた 消すのは女女は塗り壁 塗り壁白い 白いはウサギ ウサギは跳ねる 跳ねるは阿呆蚤 ノミクソ死

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1004なぜドクがアープに加勢するのか、どういう経緯や証拠をもってクランクトン一家の略奪や殺人がアープに知れたのか、なぜアープはあれほど急速にドクの元恋人に惹かれていったのか、肝心の決闘シーンで誰が誰をどの

続きを読む

ある晴れた日に 第372回「お母さん、イビキってなに?」「眠っているときにグウグウいう音よ」「イビキ、イビキ、イビキ」「お父さん、座ってくださいの英語は?」「シッダン、プリーズだよ」「プリーズ、プリーズ、プリーズ」「お母さん、まつりごとって

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1003モノクロームのサイレント映画をもういちどやってみようという発想がこの映画の勝因ずら。トーキーの時代に乗り損ねて没落した往年の大スターが、若い人気女優の愛情に助けられて銀幕にサイデビューするというチャ

続きを読む

照る日曇る日第858回 バッハやモーツアルトの音楽が、最初の一小節でそれと分かるように、武満徹の音楽も、彼以外の何物でもない音で鳴っている。それは彼がまぎれもない世界的な作曲者である証左だが、ではその独創性はどのようにして生成されたのか。 

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1002トロイ戦争が歴史的事実であったことは証明されているので、ゼウスやアポロンなど神々の応援団なしの実録トロイア戦争を描くのは結構だが、どうせ映画にするならなぜホメロス描く「イリアッド」のあらすじを勝手に

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1001交通事故で死んだはずのアメフト選手が天界行きの飛行場で異議申し立てをして叶えられという夢のような話ずら。突然生を絶たれた人間の怒りと悲しみを聞き届けてくれるような存在がほんとうにあればいいのだが。そ

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.1000 法律事務所のトラブルのもみ消し屋ジョージ・クルーニーが、眼前の巨悪にどうしても目がつぶれず正義漢に変身していくお噺である。 最後に事務所の大物取締役から見事に重要な自白的証言を撮るが、あの距離から

続きを読む

照る日曇る日第857回「戦争花嫁」なら知っていたが、これは始めて知る「写真花嫁」の話である。 20世紀の初頭にアメリカに移民した日本人の男たちが、自分の、あるいは偽の自分の写真と経歴を故国に送り、それに惹かれた、あるいは釣られた日本の若い女

続きを読む

音楽千夜一夜 第361回 バーンスタインには後年NYフィルだけでなくベリリンやウイーンやアムステルダム・コンセルトヘボウなどと録れた新録音やウイーン・フィルとのライブ映像集もあって、いずれも超がつく力演揃いです。それに比べると、この12枚組

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.999この節の007はただただ悲惨な現実に弄ばれるだけで、夢も希望もない。まことに現在の英国とその諜報部のありようを正直に反映している映画といえようか。だいたいジュディ・デンチのMとプーチンそっくりのダニエ

続きを読む

闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.998 パリ・コンミューンで家族を殺されたカフェ・アングレの女性料理長が命からがら辿りついたデンマークの僻地で宝籤で当たった1万フランを投じて12名の寄る辺なき人々を饗応するとき、神そをみそなわせ給ひて奇跡

続きを読む

西暦2015年文月蝶人酔生夢死幾百夜「ここにあの毒持ち大蛇がいるからちょっと見てきてくれないか」「エッ、毒持ちですか?それはちょっと勘弁してくださいな」「いや、どうしてもあんたに見てきてもらいたいんだ。あいつをやっつけないかぎり俺たちの国に

続きを読む

ある晴れた日に 第371回虫を殺し、花を殺し、蝶を殺し、鳥を殺し、いままでずいぶん殺生してきたな。さすがに人は殺さなかったつもりだけど、我知らず、ひとりやふたりはあやめてきたのかもしれないな。恐ろしや、恐ろしや、あな恐ろしや、恐ろしや。虫や

続きを読む

蝶人物見遊山記第200回&鎌倉ちょっと不思議な物語第365回 桜も咲いてようやく春がやって来たようなので、長谷の文学館を訪ねて収蔵品展を見物してきました。 吉屋信子の着物とか、川端康成の「座卓」とか高浜虚子の「水滴」とか里見、久米正雄、林不

続きを読む

照る日曇る日第857回ほの昏い惑星を、流星のように駈け抜けた詩歌の天才の伝記です。いままで何となくわかったような気でいた石川啄木(1886-1912)の生涯と創作活動について、著者ならではの懇切丁寧な解説で克明に跡付けてくれる、これはもしかすると本

続きを読む

照る日曇る日第856回「こんな夢を見た。」で始まる10の夢をあつめた有名な短編である。第1夜は幻想美と宇宙的な神秘に満ちている。「自分」の目の前で蒼白な頬の美女が「大きな真珠貝で穴を掘って天から落ちてくる星の欠片を墓標にした傍で待っていて下

続きを読む

西暦2016年弥生蝶人狂言畸語輯&バガテル―そんな私のここだけの話 op. 227生涯の終わりごろ、ブラームスが目も眩むほどの速さでヴァイオリン協奏曲を振りはじめた。そこでクライスラーが中途でやめて抗議すると、ブラームスは「仕方がないじゃないか、き

続きを読む

ある晴れた日に第370回なにゆえに耕君は三分おきに電話する三界に身の置き所なしなにゆえにトランプはゲームに強いジョーカーを2枚持っているのでなにゆえに文尾をことごとくダで止める塩野七生はダダ座の女なにゆえにインクは突然無くなるすぐに印刷しな

続きを読む