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2019年12月10日10:16

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蝶人師走色々映画劇場その1



闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.2070〜74

1)ジェームズ・マーシュ監督の「博士と彼女のセオリー」
ホーキング博士と糟糠の妻をめぐる愛の物語だが、2人の間に3人も子供がいたとは知らなかった。
しかも彼女と別れて別の女性と一緒になるなんて!
しかし後味のいい映画ずら。

2)スティーヴン・スピルバーグ監督の「ペンタゴン・ペーパーズ」
「ウオーターゲイト事件」の先導をなすワシントン・ポスト&NYタイムズ両紙の国防省機密文書暴露事件を扱っている。
結局最高裁では6対3で言論の自由派が勝利を収めたが、トランプ治下のいまなら逆の結果が出るに違いない。
「スカーレット・レターズ」という会社が前後のクレジット制作を担当。

3)ロン・ハワード監督の「インフェルノ」
トム・ハンクス主演のイタリアの名所旧跡がらみのサスペンス物。
「ダビンチ・コード」「悪魔と天使」と同工異曲であんまりおもしろくないが、ダンテに興味のある人はお勧め。
しかし大聖堂の天井を破壊するような撮影は許されないぜ。

4)ベルナルド・ベルトリッチ監督の「ドリーマーズ」
68年の巴里革命を背景に3人の男女の愛憎を巨匠が描くが、結末は気の抜けたサイダーのようにあっけない。

5)ウッディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」
以前ミアファローが主演した映画にちょっと似ているが、パリにやってきたアメリカの小説家志望の脚本家が1920年にタイムスリップして、ヘミングウエイなどと対面してしまうという笑劇ずら。
20年代に生きる彼らが、ルネサンスに遡行したいと願うすれ違いが面白い。

 カトリーヌ・ドヌーヴに指摘され長いセリフを短くしちゃう是枝裕和 蝶人



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