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2019年11月23日11:15

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続 初冬の東京で展覧会を見物する


蝶人物見遊山記第325回

昨日3つの展覧会をみたとレポートしましたが、都美術館で他にも駆け足で2つみたことを思い出しました。「松本力 記しを憶う」、と「子どもへのまなざし」です。

東京都写真美術館のコレクションを中心にした前者では、劇画のいくつかの画面を拡大投射して動かしたりしていましたが、まあ、なんともうしましょうかあ、「それがどうしたの?」と私が云えば、恐らく松本選手も黙り込んでしまうような作品でした。

都美術館による「上野アーティストプロジェクト2019」の一環として開催されている後者では、6人の作家がそのテーマに沿った作品を並べていましたが、わずかに私の関心をひいたのは、豊澤めぐみ選手による女子中学生、あるいは高校生の世界に肉薄した何枚かの作品でした。

すでに歴史的評価が確定した後期印象派の作品などと違って、こういう若手の現代作品は、それこそまだ海のものとも山のものとも相場が決まっていないがゆえに魅力的ですが、個人的に「これは凄い!」と思えるような作家と作品は数少ないのがとても残念です。

      丸腰の学生目掛け拳銃をぶっ放すのは香港警察 蝶人


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