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mixiユーザー(id:5501094)

日記一覧

照る日曇る日 第1382回第2部は明治42年6月3日、染井霊園における葬儀の場面から始まる。朝日新聞特派員として露都に派遣されていたが病を得て、急遽帰国の途に就いたがインド洋上賀茂丸で果てた二葉亭四迷の葬式である。受付は朝日新聞社の校正係の

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照る日曇る日 第1381回英国留学から帰国し、小説家を目指す39歳の夏目漱石を軸に、森田米松、平塚明子、荒畑勝三、太田仲三郎(「坊ちゃん」のモデルを自称)、堀紫郎(侠客、「山嵐」のモデル)、国木田独歩、田山花袋、安重根、東条英機、島崎藤村、

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照る日曇る日 第1380回2008年から19年までに作られたおよそ30篇の詩が並んでいるが、私にはさきの大震災の被害者に直接取材したと思われる「声たち」という“声の織物”がいちばん胸に響いた。「そのときに、海の底がみんな見えたんですね。引き

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ある晴れた日に 第605回ぼく「ルパン3世」おもしろかったよ。そうなんだ。お母さん、知恵って、なに?よく考えたことよ。カキモトコウゾウさん、亡くなったの?そうだよ。ぼくは、独りで南浦和行きますお。そう。行ってね。えーとねえ、カミウラさん、立

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西暦2019年神無月蝶人酔生夢死幾百夜「こちらは某国の王女様であるが、今日から1ヶ月間お前たちと一緒に仕事をして下さることになったから、万事よろしう頼むぞ」といわれたのだが、それから1ヶ月間、私らはてんで仕事にならなかった。なぜなら王女様は

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西暦2020年弥生蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話第336回安倍蚤糞の妖怪ペラペラ漫画のような独演会を見て、怒り心頭に発してしているうちにも、店頭からはマスクやトイレットペーパーや除菌用品のみならず米や食料品が消えていく。長

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なにゆえに 第74回 
2020年04月02日10:46

ある晴れた日に 第604回なにゆえに民草はみな買い溜めに走る安倍蚤糞は世間を知らないなにゆえにいかなる秘事も明るみに 天網恢恢疎にして漏らさずなにゆえに「どーも、どーも」とそれだけをいうぶち殺してやりたし「どーもくん」なにゆえに「旧約聖書」

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ある晴れた日に第603回春遠しあれから九年水の中咳をしても一億人人は皆梅に鶯というけれどビジュアル的には梅には目白建長寺の托鉢僧と行き合えり草鞋を動かす六つの裸足文旦もあと五個となりにけり芳醇至純の柑橘の王テレ朝のモーニングショーは玉川がい

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照る日曇る日 第1379回久しぶりに村上春樹選手の昔の作品に目を晒してみました。「偶然の旅人」「ハナレイ・ベイ」「どこであれそれが見つかりそうな場所で」「日々移動する腎臓のかたちをした石」「品川猿」の5つの奇譚、というより奇談を並べてみせた

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照る日曇る日 第1378回鎌倉時代に編纂された説話文学というより諸国面白読み物アラカルトで、今昔物語と同じ内容の噺もたくさんあってコロナ騒動で引き籠っている間の暇潰しにはもってこいの書物である。平安時代の英雄豪傑譚から貴族、僧侶、武家、庶民

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照る日曇る日 第1378回本巻には「匂宮部卿」から「総角」までが収録され、「椎本」からはいよいよ最後の花火の「宇治十帖」が美しくも悲しう打ち上げられていくのである。光源氏が退場したあとでは、もはや誰も光輝あふれる登場人物はいない、と作者紫式

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照る日曇る日 第1377回若者  「恋人よ、あなたは美しい。    あなたは美しい。あなたの目は鳩。」おとめ 「愛する人よ、あなたは美しく、麗わしい。私たちの寝床は緑の茂み。    私はシャロンのばら。谷間の百合。」ソロモンの雅歌は、旧約聖

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照る日曇る日 第1376回コヘレトはダビデの子でこの世の富と権力を一身に握って物理的には不可能のない世界を生きたエルサレムの王であったが、その人物が「空の空空の空一切は空である。」と断言する。「すべてのことが人を疲れさせる。語りつくすことは

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照る日曇る日 第1375回エステルに続いて登場するこのヨブも、とても人間臭い身近な存在と感じられるのは、例えば森友事件の赤木氏のような、絶対権力者によって不条理な絶望と苦難に突き落とされ、最後には血祭りに上げられる不幸な人間が、古代から現代

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亡き母を偲ぶ歌 再掲
2020年03月25日11:29

ある晴れた日に 第602回天ざかる鄙の里にて侘びし人 八十路を過ぎてひとり逝きたり  日曜は聖なる神をほめ誉えん 母は高音我等は低音教会の日曜の朝の奏楽の 前奏無みして歌い給えり陽炎のひかりあまねき洗面台 声を殺さず泣かれし朝あり千両、万両

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ある晴れた日に第601回お父さん、後ろの反対は前?そうだね。お母さん、役に立つって、なに?人のお手伝いができるってことよ。お母さん、息がつまるって、なに?息ができなくなることよ。コウ君つまったの?つまりませんよ。お父さん、高校って3年までで

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ある晴れた日に 第600回つたなくて うたにならねば みそひともじただつづるのみ おもいのままに   愛子七十年 生きて気づけば 形なき蓄えとして 言葉ありけり     愛子平成四年五月五月晴れ さみどり匂う 竹林をぬうように行く JR奈良

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蝶人弥生映画劇場その3
2020年03月22日10:01

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2035〜441)レベッカ・ミラー監督の「ジャックとローズのバラード」ダニエル・デイ=ルイスが奥さんが監督する映画で60年代のヒッピイの生き残りの時代錯誤と悲劇を演じるが、あんまり面白くない。バラードには成り得

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マコとマコト
2020年03月21日12:56

これでも詩かよ 第281回一人は男、一人は女一字違いの名前だが、その他もろもろが随分違う。男には姓も名もあるが、女にはなぜか姓がない。男の名前は普段呼び捨てにされ、偶には「さん」が付くが、女には常に「様」とか「さま」が付く。男はパンと家族の

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照る日曇る日 第1374回この「エステル記」というのは何回読んでもよく出来たお伽噺のようにけざやかな読後感を残してくれるのは、このユダヤの美人の名前自体が美しいからだろう。なんせゴーマンな美妃ワシュティを追放したペルシアのクセルクセス大王が

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照る日曇る日 第1373回ネヘミヤは、ペルシアのアルタクセルクセス王の治世第20年委に献酌官、つまり王の毒見役をしていた人で、恐らく捕囚としてバビロンに拉致されてきたユダヤかイスラエルの人なのだろう。彼は捕囚とならずにエルサレムで困窮し、屈

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照る日曇る日 第1372回アッシリアを制したペルシアの王キュロスは、どういう風の吹き回しかバビロンに捕囚となっているイスラエルとユダの民、というか旧約の神に味方して?、彼らが帰国してエルサレムに神殿を再建するよう、ヒトモノカネ&違反者への罰

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照る日曇る日 第1371回「歴代誌下」も先行する「列王記」などの通史の焼き直しにすぎないが、本巻ではダビデ王の跡継となったソロモン王の事績を再確認しながら記述が進められていく。ソロモンの子、レハブアムの時代から始まった王国の分裂は、アビヤ、

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人世万事不要不急
2020年03月16日13:09

これでも詩かよ 第280回鎌響「春のコンサート」は不要不急物見遊山は不要不急テレビと映画は不要不急後期高齢者は不要不急歌舞伎も能も不要不急アゼルバイジャン終わったベルラーシ終わったウズベキスタン終わったエジプト終わったエリトリアも終わった冠

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照る日曇る日 第1370回創世記以降、旧約聖書はいちおう時系列に沿ってその歴史をバビロン捕囚まで記述してきたのだが、この「歴代誌」ではその屈辱を噛みしめながら牛が食べ物を胃袋で咀嚼するように、もう一度時計の針を元に戻して、各氏族の身元とその

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照る日曇る日 第1369回弧絶の天才的アーティストが毒吐くする過ぎ越し行く方。知らないことばかりであったが、知る人には皆知られていた存在であったことを今頃になって知ったずら。恩師の加藤先生、たこ八郎、中原思郎、中上健次などの思い出話が興味深

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照る日曇る日 第1368回最初の文は「いぬのあかちゃんがかみさまこんにちは犬語で「きゅわんきゅんきゅんくうーん」ぼくたちなんでもぺろぺろなめちゃうよではじまり、以下、おたまじゃくし、うし、あひる、わに、と続いて柿本幸造さんの絵がやさしう包括

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蝶人弥生映画劇場その2
2020年03月12日09:24

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2030〜341)ジャン=ピエール・メルヴィル監督の「サムライ」暗殺者ドロンのどこが侍なのか知らないが、女や金なんかには目もくれないようでも結構気にしていて、最後には罠に嵌って野良犬のように死んでいく奇妙な噺ず

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音楽千夜一夜第446回リヒヤルト・シュトラウス、ベートーヴェン、モザール、ウエバー、それに「指輪」以外のワーグナーのオペラを集めた43枚組のCDを、例によってちびちび聴きましたが、どれもこれも涙がチョチョ切れるなかったのは、恐らく演奏のせい

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照る日曇る日 第1367回ご存じ「どんくまさん」シリーズの郵便配達篇です。柿本幸造さんのどんくまさんが、野に山に元気いっぱい、画面いっぱい大活躍。毎日娘の手紙を待ち焦がれているおばあさんのために自分でお便りを書いて配達してあげるというお話で

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