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2016年12月01日09:01

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「マイ・ベスト・フレンド」

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ジェス(ドリュー・バリモア)とミリー(トニ・コレット)は小学生の頃からの大親友で
何をするにも一緒、初キス、初体験、人生のすべてを二人で共有して来た。
大人になり、2人とも適職を見つけ、結婚して幸せに暮らしていたが
ある日、ミリーに乳癌が見つかる。
同じ頃、不妊治療を続けてきたジェスが待望の妊娠を果たすが
癌治療で辛い日々を過ごすミリーに、中々言い出せないでいた…

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こうした友情物の作品を観る度に思うことは
私にはこれだけさらけ出せる友人がいるだろうか?ということです。
まあ映画であるということを差し引いても、国民性の違いもあるでしょう。
あの出産時の、死に物狂いの無様な姿を、私は親友と言えども見せたくはない。
しかしミリーは、生涯の約束を果たすためにホスピスを抜け出して
産院で泣き叫ぶジェスの元に駆け付けるのです。

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生と死。
誰もが避けられないことではあるけれど
その交差の仕方があまりにも残酷。
しかし、あの絶望的な状況においても
会話にユーモアを忘れないという姿勢は素晴らしい。
それこそ自分には、とてもそんなことができる自信はありません。
だからこそあんなに悲しい話においても、
我々は生への賛歌と受け取ることができるのでしょう。

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映画「ET」でドリュー・バリモアの可愛らしい姿を見たのは
80年代初めであったか。
その後、薬物・酒・自殺未遂など子役のその後としてのお約束のトラブルを経て
今は存在感のある、アラフォー女優になったようです。
驚くほどに痩せて病人を演じきったトニ・コレットの迫真の演技は言うまでもなく。

原題「Miss You Already」という言葉は、作品の中でも一度出て来ました。
「もっと一緒にいたかった」というような意味でしょうか。

公式HP http://mybestfriend.jp/

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