mixiユーザー(id:5476786)

2021年05月17日00:48

93 view

too much too 脱構築 (#469)

side A
1. 調子のっちゃって / 藤井風
2. Cold Duck Time / Sam Gendel
3. Colouour / Moses Sumney
4. Désolé / Gorillaz feat. Fatoumata Diawara
5. Dive / 一十三十一

side B
1. Glide Mode / Sam Gendel
2. Gum / 中村佳穂
3. Halloween / Phoebe Bridgers
4. 気まぐれな朝 / 森は生きている
5. Kyoto / Phoebe Bridgers

bonus
1. The Lost Chord / Gorillaz feat. Leee John
2. A Lucid Dream / Fontains D.C.
3. 1 for 1, DiMaggio / Vulfpeck
4. Saxophone Funeral / Sam Gendel
5. 船上パーティー / Cero
6. Severed Head / Gorillaz feat. Goldlink and Unknown Mortal Orchestra
7. The Valley of the Pagans / Gorillaz feat. Beck
8. わたしのすがた / Cero

まったく、誰なんだろうなあ、サム・ゲンデルなんてものに高い点数を入れた評論家(やつ)は。けっこう少なからぬ人数がいるようなんですが、その結果MM2020のジャズ部門4位ばかりか米加ロック部門でも8位。しかも「異形のアメリカーナ」なんてコメントまで入っていたらそりゃ、パンチブラザーズ好きの筆者なら聴いてみたくなるってもんじゃないですか。
――しかし…なんじゃこれは…
およそ、私が持ってるCDの中でもOvalのOvalprocessの次くらいに、奇々怪々なばかりの音楽なのでありました。

ちなみにOvalのそのアルバムは「盤面に傷などのダメージを与えたCDを再生した時に発生するエラーデータをストック→ループなどの方法で再構成」という方法で制作されており、まあおよそ一般的ではないアブストラクト・ミュージックなわけですが、
ワタクシのレベル2・47番にはこのアルバムの曲が1曲、入っているんです!
つまり、奇々怪々であってもある種の高揚感のようなものも感じさせないでもない「音楽」だったなあと思うのですが、

サム・ゲンデルのほうはと言うと、アルバムタイトル曲Satin Dollはじめ、それこそ手垢の付きまくったスタンダード曲をあえて何曲も引っ張り出してはひたすらクールな脱構築を試みています。
だけど、その手触りが冷え冷えとし過ぎて、およそ音楽の歓びというものから遠すぎるんだよね。
こういうものは、中村とうようさんがご存命だったらブッタ斬りにしていただけていたのではないでしょうか。「(100点満点の)3点」とかね。

特に手垢の付いたお馴染みのメロディーが聴こえてくる曲であればあるほど、なんか我慢ならないという感じになって。そういうのではないオリジナル曲を中心に選曲し、またこういうのってアルバム通すと(これがまたよりによって…金太郎飴なんですワ)しんどくても、オムニバスのなかでちょちょっと出てくると新鮮な魅力に気づけたりもするからなあ…
との期待も全く通用しなかったようで。今日の雨模様の夕暮れにはそれなりに合ってはいたけれど。

^^^^^^^^^^^^^^

その点フィービ・ブリッジャーズさんは、素晴らしかったですね!
RO年間4位ということで、ビーバドゥービーちゃん(3位)と一緒に買おうとしていたのですが、その時はなんと「取り寄せ中」の表示が出ており後回しにしたのでした。
Kyotoを含むわずかな曲を除くとアップテンポでポップな要素はほとんどなく、Halloweenをはじめとした静謐な音づくりがアルバムの大半を占めているのですが、
このサウンドづくりが、ものすごく細かいレイヤーが折り重ねられた織物のような美しさ。ブレイク・ミルズにも通じるところがありますが、あれよりもっと金も手も掛かっており、彼女自身の声の美しさとも相まって聴きごたえ十分。
さっきの関ジャムで「メロディやアレンジ以上に今は音質がトレンド」みたいなことが言われてましたが、まさにそういうトレンドの最先端に位置するアルバムなんではないでしょうか。

こういう、一見シンプルながら実は贅沢なサウンドスケープって、ちょっとエリート主義的な印象を与えかねないものでもありますが、彼女の場合はそういう印象には遠く、信頼できるパーソナリティーを裏付ける方向に機能していそうなところが、またこの人の美質なのかも知れません。
もっとも、それでいて詩の内容はけっこう個人的でヘヴィーっぽいんですけどね…。

以上、本日はレベル3の最新巻No.644。全曲通しでお送りしました!
あ! (実は初めて買った)ゴリラズ書き忘れた! でもこれはいいよね(笑)。なにしろ明日はいつもの検診に加え胃カメラも飲む日なんで。
で、80.4kgなのです。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する

<2021年05月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031