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2019年10月19日09:28

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DIRT RALLY 2 初心者のための攻略法

DIRT RALLY 2 シム系ラリーゲームの基本的な攻略法
 ラリーゲームには、興味はあるのだが、やってみると、とんでもなく難しく断念してしまうプレイヤーは多い。ラリーゲームに戸惑ってしまうこともあるのではないかと思う。どうしてここまで事故るのか、とか、トッププレイヤーは、どうして、あんなにスピードが出せるのか、とか、理解しがたい状況が幾重にも重なって初心者のやる気を萎えさせてしまうのだろう。
 サーキットとラリーでは、大きな違いがある。ネットなどで公開されているドラテクの多くは、サーキットでいかに速く走るか、というもので、ラリーを想定していない場合が多い。そのため、サーキットで使えるドラテクがラリーでは使えない、ということが、まま起こるのだ。ブレーキ残しが、その典型ではないかと思う。ラリーでは、全く逆で、早めのブレーキングがセオリーだ。ラリーでブレーキ残しは、ほぼ必要ないし、逆に、ブレーキを遅らせることが事故の原因になることもある。サーキットとラリーでの大きな違いは、ラリーの舞台は公道だということだ。それもターマック(舗装路)だけではなくグラベル(未舗装路)も多い。土の道路で、ブレーキングをすると、ほぼタイヤはロックして、滑ってしまうのだ。ブレーキングしたから止まる、わけではないわけだ。グリップの良いサーキットとはまるで違う状況が、そこにはある。ブレーキを踏めば、車が滑りだす。それも、制御不能で滑りだすわけで、もちろんステアリングも効かない。ステアリングを切っても曲がらないし、ブレーキを踏んでも止まらない。この状況を理解できているかいないかが、初心者の分かれ道になる。ターマックでも、砂の浮いたような場所があったり、雨も頻繁に降る。また、シム系のゲームの共通の仕様なのだが、適正なスピードまで落とさないとコーナーが曲がれなくなっている。これはサーキットもラリーも同じなのだが、この適正なスピードに持って行くまでのプロセスが、サーキットとラリーでは、違ってくる。ブレーキングの違いだ。
 プロのラリードライバーは、左足ブレーキを使う。右足で、アクセルを操作し、左足でブレーキを操作する。ラリーゲームも同じで、左足ブレーキを上手く使えないと、思うように走れない。グリップの低い路面では、強いブレーキは使えない。強いブレーキをいきなり使うとタイヤがロックして、最悪のパターンに陥るからだ。そこで、弱いブレーキを使う。だが、アクセルを抜いてから、右足で、弱くブレーキをしていたら、時間がかかり過ぎてしまう。そこで使われるようになったのが、右足で、アクセルを踏んだ状態から、左足で、ブレーキを踏み始める方法だ。極弱いブレーキがかかり始める。そこから、左足を踏み増しながら、右足のアクセルを抜いていく。右足と左足のバランスによってスピードを調整している。これで、繊細なスピードコントロールを、低ミューの路面でも実現できるわけだ。タイヤをロックさせずにブレーキをかけ、車のスピードを落とすことができる。このブレーキのスキルが、ラリーゲームの要で、かなりタイムに影響するし、事故率にも影響する。
 ラリーゲームの場合、事故が演出されている。コースに、幾つかの事故ポイントが設定されていて、そこだけ、事故率が高くなっている。プレイ動画を見ていると、この事故ポイントで事故っている場合が多い。事故ポイントの攻略法は、スピードを落とすしかない。早めのブレーキングで、スピードを落として事故ポイントを通過する。トッププレイヤー達は、何度も、何度も、練習走行を繰り返して、事故ポイントでもスピードを出して通過できるようにしている。トップクラスのプレイヤーになれば、そういった走りも必要になるだろうが、初心者は、スピードを落として安全に通過するのが最善だと思う。常に、早めのブレーキングを意識していた方がいい。早めのブレーキングで、車のスピードを落とすと、ラインが変わってくるのだ。事故ポイントの特徴があって、オーバースピードを誘発するような仕掛けがしてあったりする。一見何でもないコーナーのように見えながら、アウト側が逆バンクの坂になっている場合が結構ある。オーバースピードで、車がアウト側に膨らんだだけで、事故率がグンと上がるようになっている。車が、道路の傾斜でズルズルとアウト側に滑って行き、コースアウトするパターンだ。インのラインを通れば何でもない場合が多い。ただ、インにも仕掛けがないわけではない。出っ張った岩だ。ゴツゴツした岩肌が目に入ると、それを避けたい、という意識が出て、車はアウト側のラインに膨らむ。インのラインが怖い場合は、かまぼこ状の道路の中央を通るのが安全だ。アウトのラインは避けた方がいい場合が多い。つまり、道路幅が広かろうが狭かろうが、通るラインは車1台分ぐらいしかない。
ジャンプの跳び方
 ジャンプは、アトラクションなので、大きく飛びたいところだが、ここにも、事故ポイントが隠されている。それが、ジャンプ後のコーナーだ。DR2の場合は、嫌らしいジャンプは少ないが、ローブラリーは、ジャンプ後のコーナーのオンパレードだった。DR2でも、大きく飛び過ぎると事故る。ジャンプを飛んでも事故り難い方法はある。DR2の場合は、ジャンプの頂点の前にアクセルを完全に抜いてしまう方法が良いように思う。プロのラリードライバーの場合は、ジャンプ前に軽く左足ブレーキを踏む場合が多いのだが、DR2では、ジャンプの時は、軽い左足ブレーキは、あまり良くない場合が多い。ブレーキは使わず、アクセルを抜く方が綺麗に飛べる。アクセルOFFだけの方が、車の、空中の姿勢が水平に近くなるのだ。ブレーキを絡めると減速し過ぎて、荷重がフロントに移動してしまい、空中で、フロントが下がってしまう。加速では、リアが重くなり、減速でフロントが重くなる。慣性走行では、重心が中央付近に来るので空中では水平に近くなる。空中姿勢が水平だと着地の時に4輪同時に着地するようになり、車への負担が減る。本当に、何かあったんですか、と思うぐらい衝撃が少ない着地が実現する。
ステアリングの切り過ぎ
 初心者に多いミスが、ステアリングの切り過ぎによる、リアの流れ過ぎだ。このステアリングを大きく素早く切る方法は、FFや4WDをコーナーで素早く曲げるドラテクでもあって、一気にリアが横に流れていく。意図してやっている場合は、カウンターも用意しているので、それで、リアが流れ過ぎることはない。いわゆるドリフトだ。ラリーのドリフトは、リアを流し過ぎないようにする。ドリフトアングルは、できるだけ浅く、ドリフトの時間もできるだけ短くするのがラリーの鉄則だ。これは、タイムを競うラリー用のドラテクでもある。ただ、このステアリングの切り過ぎを、修正するのは、非常に時間がかかる。ステアリング操作をいちいち考えてやっていたら、間に合わないので、ほぼ、無意識に行っているような状態。カウンターも、自動で当てているぐらい無意識に行っている。リアが滑りだしたら、勝手にカウンターを当てているような感覚だ。ラリーの場合は、しっかり減速してやれば、荷重がフロントに移動して、フロントタイヤのグリップが増し、少しのステアリング操作で、曲がるようになる。これは、FF、4WD共同じだ。ここでも、重要なのは、減速による荷重の移動だ。ブレーキを早めにしたら、コーナリング時には、荷重がフロントから中央に戻ってしまうのではないか、と思うかもしれないが、実際には、そうはならない。どうしてかというと、荷重移動には時間がかかるからだ。加速からのブレーキングは、車の荷重は、加速によってリアに移動している。それが、ブレーキングで、前に移動し始めるのだが、初期のブレーキングでは、加速でフロントの荷重が抜けている状態なので、ロックしやすく、フロントのブレーキの効きは悪い。まず、荷重の乗ったリアからブレーキが効き始める。これがブレーキングで車が左右に振られる原因になる。ハンドブレーキをかけたような状態になるのだ。減速し始めて、フロントに荷重が移動し始めると、フロントのブレーキの効きが良くなっていく。と同時に、フロントタイヤのグリップも良くなってステアリングも効くようになる。もちろん、ここで、タイヤがロックしてしまっていては、ステアリングも効かなくなる。決してタイヤをロックさせないように、ブレーキをしなくてはならない。ブレーキング開始から、フロントタイヤに荷重が乗ってステアリングが効くようになるまでに、少し時間がかかるのだ。これを、慣性走行からのブレーキングにすると、荷重は、中央からフロントに移動するので、時間も短くなる。左足による弱いブレーキングは、ブレーキのため、というより車の荷重をリアから中央付近に移動させる役割になる。ブレーキングの前の下準備だ。その後、強いブレーキングに移行して、荷重をフロントに移動させ、ステアリングを切って、曲がる。ブレーキングからステアリング操作までの間を短くできるメリットもある。フロント荷重になった時にステアリングを切れば、FFでも4WDでも良く曲がってくれる。ドラテクの基本中の基本だが、これも、サーキットとラリーでは、少し、タイミングが変わってくる。ブレーキングで前荷重にして、前荷重になったタイミングで、ステアリングを適正な舵角で切ると、素直に車は曲がる。大きく切る必要もない。ベーシックなドラテクが、しっかり身に付いていれば、初心者卒業だ。ただ、ステアリングを切って曲がり始めた時は、タイヤは回らなくてはいけない。ブレーキングをしているとタイヤが回らなくなる。つまり、曲がる時には、ブレーキは必要ないのだ。フロント荷重になったら、ブレーキはさっさと解放する。フロント荷重を維持するためにブレーキを使う必要はない。むしろ加速の遅れを生み、邪魔になってしまうのだ。ラリーでは、ブレーキングを早めにして、加速も早めにする。できれば、加速しながらコーナーを曲がりたい。それができない時は、短い慣性走行を入れてエンジンブレーキでフロント荷重を維持し、ステアリングの効きを確保する。これで、FFや4WDのアンダーは、ほぼ抑えられる。アンダーが出た、と思えば、アクセルを戻せばいい。そのままアクセルを踏み続ければ、車は、どんどんアウト側に流れていきコースアウトする。これは、コーナーへの入りで減速が足りずに、十分フロント荷重にできていなかったためだ。MINI COOPER Sなどでは、ここで、時間差アンダーが強烈に出るので、コーナーへの入りの減速は、しっかり行って、アンダーを消してしまうようにしないと加速でアンダーが出てしまう。
事故率を減らす
 キャリアは、リトライが5回できるので、まあ、そこまで神経を使う必要はないのだが、デイリーなどのイベントでは、リトライ無しなので、一発勝負になる。デイリーの場合は、それでも、ギャンブルを仕掛けてもいいと思うが、ウイークリーやマンスリーのような長いラリーになると、ギャンブルは無理だ。パンクで30秒のロス、事故で、数十秒のロス、速いのに、総合タイムではペナルティが加算されて実力よりも下の順位に甘んじることになってしまう。事故らなければ速いが、事故ると、下位に沈むタイプだ。実際、若いプレイヤーは、速いプレイヤーが多い。だが、ウイークリーや、マンスリーを走っていると、落馬していくプレイヤーも多いのだ。ウイークリーで、最初200位ぐらいでスタートして、最後のSSで50位以内に入っていた、なんてこともある。別に自分は速いわけではない。ただ、事故率が低いだけの話。自分は、200位ぐらいのペースで、ウイークリーを走っているのだが、タイムを揃えられないプレイヤーも多いのだろう。この辺りは、悩ましいところで、若いプレイヤーが、攻撃的に走ることは、悪いことではないと思う。ただ、ベテランのまったり走行に負けるのは、悔しいかも。マンスリーイベントで、とんでもなミスをしたことがあった。得意の国で、ここで、タイムを縮めようと勇んでいた。タイムも上々で、かなり順位も上げた、のだが、なんと、車の修理も、タイヤも交換していない状態で、スタートボタンを押してしまったのだ。なんと、ソフトタイヤで、6ステージを走り切ることになってしまい、散々な成績だった。ボロボロになったソフトタイヤの遅いこと。ソフトタイヤで、40キロ以上を走ったことになる。パンクしなくて良かったと思う。タイヤ交換をしようとして、間違ってスタートボタンを押してしまったようだ。メインメニューに戻る時も要注意、直ぐそばに、リタイヤボタンがある。メインメニューに戻るつもりが、リタイアボタンを押してしまえば、それでレースは終了。ボタンを押す時は、確認が必要だ。やり直しが利かないレースでは、ちょっとしたミスが命取りになってしまう。









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