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2021年06月10日15:03

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【日本共産党に騙されるな】

下記は、メルマガ「週刊正論」令和3年6月10日号

                 記

【日本共産党に騙されるな】

1日発売の月刊正論7月号には、横尾洋一・公安調査庁次長と作家の佐藤優氏が日本共産
党について「革命路線に変わりなし」と題して対談しています。公安調査庁の現職幹部が
メディアに登場し、共産党について論じるのは極めて異例のことです。衆院選を控え、立
憲民主党と共産党との選挙協力に関心が集まっているときだけに、この対談は永田町でも
話題となりました。私たちは共産党の反応に注目していました。通常、この種の批判には
無視を決め込む共産党ですが、志位和夫委員長は記者会見で質問に答える形で、この対談
に言及し、翌日の党機関紙「しんぶん赤旗」に掲載されました。

<日本共産党の志位和夫委員長は3日、国会内での記者会見で、月刊誌『正論』7月号が
「日本共産党に騙されるな」とする特集を掲載したことについて問われ、「使い古されたデマの蒸し返しという内容だ」と批判しました。/志位氏は、「共産党は暴力革命の党」などの反共攻撃について「全くの事実無根だということは既に国会の論戦で決着がついている」と強調。「公安調査庁が長年にわたり日本共産党に対して不当な『調査』なるものを行ってきたが、『破壊活動の証拠』なるものを何一つ見つけることはできない。私たちは、こうした事実を繰り返し明らかにしてきた」と指摘しました。>(4日付「しんぶん赤旗」から)。

ここで志位氏は、横尾氏や佐藤氏の名前に言及することもなければ、対談の具体的内容に
ついて踏み込むこともなく、ただ単に「使い古されたデマだ」と述べただけでした。

その志位氏は10日発売の中央公論7月号のインタビューに応じ、読売新聞はその内容を
9日付で報じました。

「次期衆院選で野党共闘を成功させるためにも、立憲民主党との間で『政権のあり方』に
関する前向きな合意を作ることが重要だと強調し、政権参画に意欲を示した。/志位氏は、『閣内であれ閣外であれ、安保法制廃止と立憲主義の回復という大義を土台にして日本共産党を含む政権協力の合意ができれば、共闘の画期的な新局面を開くことになる』と強調した。ただ、同時に『(政策面の)違いを新しい政権に持ち込まない』とも述べた」

偶然なのか、志位氏の記事が出た政治面の下段には月刊正論の広告が載っており、「日本共産党には騙されるな」との大きな見出しが目に入ります。

この対談は立憲民主党の議員たちの間でも話題になっているそうです。同党の枝野幸男代
表は先月31日の記者会見で、共産党との連携には前向きな姿勢を示す一方で、共産党と
連立政権を組む可能性については「日米安全保障条約や天皇制などに対して決定的に考え
方が違う」と否定的な見方を示しました。

枝野氏は表向きそう言いますが、各選挙区をそれぞれ見ていくと共産党はそれまで擁立し
ていた候補者を降ろしているところがあります。当然、自民党や公明党の候補には入れな
いでしょうから、立憲民主党の候補にとっては喉から手が出るほど「共産党票」がほしい
でしょう。これほど共産党票の行方が焦点となるのはこれまでの選挙ではなかったことで
す。

志位氏と、しんぶん赤旗が反応したということは「この種の批判が共産党に対して効果が
あり、同党を窮地に追い込むことができることを実証した」(佐藤氏)といえます。その意味でも、立憲民主党の候補たちはもちろんのこと、一人でも多くの方にこの対談を読み、共産党の本質を理解してほしいと思っています。


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