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2021年02月12日11:35

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「砂糖・食用油・小麦粉がない」 東欧の外交官らが平壌での生活苦を訴える

 下記は、知人から来たメールの転載です。

                  記

 朝鮮日報:2021:2・09

 平壌に駐在する東欧の外交官たちが連日、生活苦を訴えている。砂糖、食用油、小麦粉など基本的な生活必需品をはじめ、子どものための服や靴といった製品も入手しにくいという。新型コロナウイルス問題が世界的に深刻化して以降、平壌で「特権階級」に当たる外交官たちの生活までもがこのように劣悪になっているわけだ。

 米国の自由アジア放送(RFA)が10日に報じたところによると、チェコ大使館の関係者はRFAとのインタビューで「輸入停止の影響で何か月も砂糖と食用油を入手できずにいる」として「コーヒーや歯磨き粉などももちろんなくなった」と話した。

 さらに「現地で栽培された野菜と果物は昨冬より高くなった」として「国が1年にわたって国境を封鎖した場合に予想されるあらゆる問題を、北朝鮮が今、経験している」と述べた。

 これに先立ち米国中央情報局(CIA)が新たに改編された「CIAワールドファクトブック」で、北朝鮮の住民のうち電気を使えるのは26%にとどまると分析したことについて、この関係者は「妥当な推定値だ」と話した。

 この関係者は「電気の使用が可能な住民でも、停電があるため恒常的に電気を使えるわけではない」として「最近では大使館エリアでも何度も停電があった」と付け加えた。

 北朝鮮に駐在するロシアのアレクサンドロ・マツェゴラ大使も「国境封鎖が長びき、平壌で小麦粉や砂糖など基本的な生活必需品さえも購入が難しくなった」と話した。RFAが8日、ロシアのインターファクス通信の内容を引用して報じた。

 マツェゴラ大使は「やっとのことでサイズの合う服と靴を見つけても、価格が封鎖前の3−4倍になっている」「ロシア大使館の職員たちはお互い服と靴を交換し、子どもたちに着せている」と話した。また「大きな問題は、医薬品が足りないこと」と明かした。

 同大使は北朝鮮の状況について「国境封鎖によって物品や原材料などの輸入が途絶え、多くの企業が閉鎖に追い込まれ、人々は仕事を失った」「子どもたちは一年間ずっと、事実上学校に通えずにいる」と説明した。

 マツェゴラ大使は「北朝鮮当局は、新型コロナが北朝鮮で発生しても十分な医療基盤施設がないため、出来ることは徹底したコロナの流入遮断だということを公然と認めている」と話した。同大使は「北朝鮮当局は、外交官の幼い子どもたちが大使館を離れられないようにしている」と明かした。

 北朝鮮は新型コロナの流入を阻止するために、昨年1月から国境を封鎖している。

 ウォン・ソンウ記者
 チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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