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2015年09月23日23:35

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欧州のディーゼンエンジン車に波及必至

 下記は、 国際戦略コラム NO.5501 からの一部転載です。

 http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/

                 記 

 なぜ、欧州ではガソリン車に比べて、ディーゼル車が普及したのかというと、欧州のディーゼル車は日本のクリーンディーゼル車に比べるとずっと安い。1500ユーロ、700ユーロというのは日本円に直すとそれぞれ20万円、10万円程度の差である。マツダのアクセラでは100万円近くの開きがある。勿論、ガソリン車の方が安い。

 どうもおかしいと思っていたが、フォルクスワーゲンがその秘密を解き明かした。クリーンではなかったのである。

 パリ市長アン・イダルゴ氏が、ディーゼル車の禁止を要求するのもわかる。欧州ではディーゼル車が増えて、大気汚染が激しくなってきたという。

 そもそもボッシュの安価なクリーンディーゼル・エンジン・システムは問題を抱えていた可能性がある。排ガスを触媒でクリーンにしているが、触媒の有効期間を伸ばすために、検査時だけ働くように設定できるのであろう。

 ということで、ドイツ車のクリーン・ディーゼル・エンジンの全体が問題なのであり、欧州の自動車会社全体の問題に発展する可能性がある。

 このため、ドイツ車は、日本ではディーゼン車を出していない。日本で出すと、バレることを恐れたことによると見る。

 世界規模のスキャンダルに発展した。「技術立国」「環境大国」を自負するドイツが日本に技術力で負けたことを隠したことが、バレバレになる。

 さあ、どうなりますか?

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 「技術立国」ドイツに激震=信頼に大きな傷−VWの排ガス不正

 【フランクフルト時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題は、世界規模のスキャンダルに発展した。「技術立国」「環境大国」を自負するドイツの代表企業であるVWの不正に、同国で激震が走っている。

 メルケル首相は22日、記者団に対し「完全な透明性を示すことが重要だ」と強調。VWに積極的な情報公開を促した。ドブリント運輸相は、VWの全ディーゼル車を対象とする調査に乗り出す方針を明らかにした。

 排ガス不正の恐れがある車が、世界で1100万台規模に上る可能性がある深刻な事態を受け、スイスやイタリアといった欧州諸国のほか、韓国などがVW車の調査を開始。今後さらに当局の調査が各国に広がると予想され、「ドイツ製」の信頼が大きく傷ついた形だ。(2015/09/23-00:17)
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 独VWと傘下Audiの一部ディーゼル車、違法ソフトで排ガス規制クリア…最大約180億ドルの制裁金か 2015年9月19日

 【ニューヨーク共同】米環境保護局(EPA)は18日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と傘下のアウディの一部ディーゼルエンジン搭載車が、排ガス規制に関する試験をクリアするために違法ソフトウエアを用いていたと発表した。米メディアによると、大気浄化の法令違反VW側に最大約180億ドル(約2兆1600億円)の民事制裁金を科す可能性がある。

 EPAによると、このソフトウエアを使うと、試験時には排ガス浄化機能がフル稼働して基準を満たす一方で、実際の運転時には機能が大きく低下。通常走行時に、窒素酸化物(NOX)が基準の最大40倍になる場合もあるという。
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 ディーゼル自動車をパリから叩きだせ!

 フランスでもディーゼル車禁止なのか?最近大気汚染が深刻になってきた欧州。
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312963994...2015/9/1912:23:37
 ついにパリの市長が立ち上がった。
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 パリ市長アン・イダルゴは、2020年までにディーゼル車の禁止を要求
 Paris Mayor Anne Hidalgo calls for ban on diesel cars by 2020
 (BBC 7 December 2014)

 「2020までにパリからディーゼル車を追放したい」
 "I want diesel cars out of Paris by 2020,"by パリ市長

 パリ市議会にディーゼル車を禁止する法案の作成を要求。

・ディーゼル車の進入禁止
・観光バス規制
・電気自動車のカーシェアリングの推進

 the Journal du Dimanche 誌の世論調査では市民の53%がディーゼル車禁止に賛成である。
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 ボッシュのシステム

 ディーゼルエンジンは今日、これまでにないほど注目を集めています。 ボッシュの技術により、効率的でクリーン、かつパワフルなディーゼルが実現しました。 今日、欧州で新たに登録される乗用車の 2 台に 1 台が圧縮着火エンジンであるディーゼルエンジンを搭載しています。 ボッシュは、コモンレールシステムやユニット インジェクター システムのようなディーゼルエンジンの高圧噴射システムで、このようなディーゼルの普及に大きく貢献しました。 このようなシステムにより、性能だけでなく、クリーンな燃料燃焼の実現が可能になります。


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