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2015年01月26日14:49

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初の自衛隊パイロット出身宇宙飛行士・油井亀美也さん

 下記は、2015.1.26付の産経ニュースの記事です。

                     記

 F15と比べ「重力加速度に耐える訓練では、こんなものかと思った」

 宇宙飛行士の油井亀美也さん(44)が5月下旬から約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する。初の自衛隊出身の飛行士で、元パイロットという経歴を持つ期待の人材だ。「経験を貪欲に追い求め多くを吸収したい」と初飛行への意気込みを語った。(草下健夫)

                     ◇

 ◆役立った経験

 −−航空自衛隊時代に事故の危険が伴う過酷な条件で飛行機を操縦するテストパイロットや、F15戦闘機の操縦をこなした。経験は生かせているか

 「ソユーズ宇宙船やロボットアームの操縦訓練は、注意配分しながら何かを操作する点で自衛隊時代の訓練と全く同じで、直結した形で役立った。テストパイロットが初期の宇宙飛行士になった歴史があり、訓練体系が継承されていると感じた。全て予想の範囲で重要な点が分かり、非常にやりやすかった。(搭乗時の)重力加速度に耐える訓練では、F15だと頭から血が抜ける方向に9G(地球の9倍)がかかるが、宇宙飛行士は胸を押す方向に8Gまで。こんなものかと思った」

 −−米露の飛行士は軍のパイロット出身が多い

 「似た経験を持つので人間関係を築きやすい。何かあれば最も危険な所に行く立場を経験しており、平和の重要性をよく知っている。滞在中に船長となる米国人も軍のパイロット出身で親近感がある」

 −−訓練を重ねる中で、宇宙への思いの変化は

 「以前は単なる憧れだったが、人類の未来がかかっていると感じるようになった。もっと遠くへと活動するのは人間の本能で、宇宙に向かうのは必然。新たな大航海時代を迎えるため、無限の可能性を秘めた宇宙に出るしかない」

 ◆火星探査想定も

 −−滞在中にやりたいことは

 「無人補給機こうのとり5号機が打ち上げられれば、得意の操縦技術を生かしロボットアームで捕捉したい。実験は楽しみで、特に宇宙の秘密に興味がある。同機が搭載し、ISSに設置する高エネルギー宇宙線観測装置『CALET』(キャレット)は(宇宙最大の謎である)暗黒物質の発見を目指しており、ノーベル賞級の成果を期待している」

 −−将来の火星探査を見据えた活動は

 「有人火星探査の初期には有人船が火星上空にとどまり、ロボットを地上に降ろして探査させるだろう。これを想定し今回、ISSから地球上のロボットアームを遠隔操作する実験が準備されており、私ができるよう希望している。また、無重力の宇宙空間を移動した後に重力のある火星に着くと、平衡感覚をつかさどる三半規管が衰えてしまい、回復するまで宇宙船の操縦などができない恐れがある。今回の飛行では地球に戻ったときに三半規管の機能を調べる実験も計画されており、参加したい」

 ◆目標は若田さん

 −−昨年は若田光一さん(51)が日本人初のISS船長を務めた。どんな目標を描いているか

 「機会さえあれば船外活動など経験を貪欲に追い求め多くを吸収したい。『これほど経験した油井になら次の飛行計画を任せられる』と国際的に認められたい。目標の若田さんに今は全然届かないが、頑張れば届くかもしれない」

 −−次の日本人船長として有力視されている

 「私自身は、人をサポートする方が向いていると思う。ただリーダーシップもサポートも表裏一体で、リーダーの能力はサポートに徹すると自然と身に付く。突き詰めると、将来はリーダーという目標に向かっていくのかなという気はする」

【プロフィル】油井亀美也

 ゆい・きみや 1970年、長野県川上村生まれ。92年、防衛大学校理工学専攻卒、航空自衛隊入隊。第7航空団(百里基地)などを経て2008年、防衛省航空幕僚監部。09年、宇宙飛行士候補者に選出。12年、ISS長期滞在飛行士に任命。好きなスポーツはテニスとゴルフ。最近、趣味で写真撮影を始めた。信条は「人事を尽くして天命を待つ」。米国で妻、2男1女と暮らす。

                       ◇

 ■ISS終了後も視野に育成

 日本の宇宙飛行士は過去30年間で活動の幅を大きく広げ、国際的な地位を高めてきた。求められる資質は時代によって変化しており、油井亀美也さんらパイロット出身者の起用はより本格的な次世代の飛行士を育成する狙いがある。

 米スペースシャトルに搭乗する飛行士として1985年に初めて選出されたのは科学者の毛利衛さん(66)ら3人。操縦や運用には関与せず、宇宙実験に専念する立場だった。

 96年に技術者出身の若田光一さんが初めてシャトルの運用に関わる搭乗運用技術者として飛行。その後も野口聡一さん(49)、星出彰彦さん(46)ら技術畑の飛行士が続き、国際宇宙ステーション(ISS)の建設に貢献した。

 2009年には油井さんと、来年に初飛行する元全日空パイロットの大西卓哉さん(39)らが選ばれた。操縦能力と高度な状況判断力を備えたパイロットは飛行士と共通点が多い。ISSの運用期間は最長でもあと10年程度。油井さんらはその後の新たな国際有人探査で日本が重要な役割を果たすためにも必要な人材だ。金井宣茂さん(38)の飛行時期は決まっていない。

 http://www.sankei.com/life/news/150126/lif1501260024-n1.html
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