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2021年01月17日09:31

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100年前は「動く画面を2時間も見続けるの?」と思ってた。江戸時代は「黙って書を読めるのか?」と怒られた。

スマホは新しい文化だが、前時代にまったく無かった異次元の文化ではない。
だって、テレビも映画もラジオも昭和からもうすでにあった。

「動く画面を見る」なんて、人類10万年の中で、つい最近100年前に始まった。
映画ができるまで、「その場にいないのに動いてる人間を平面に映して見る」なんてもんは無かった。

当時の人たちも映画を2時間続けて見ることができたかどうか?微妙だ。
未体験過ぎて途中で気持ちが悪くなったかもしれない。

そんな時代でも、舞台の上で実際に存在する人間が動く、オペラや歌舞伎は2時間以上見ていた。

「その場にいない、動かない人間を平面に描いて見る」絵画はもっと昔からあった。

今は黙って本を読む。しかし昔は声に出して音読した。
寺子屋の先生に「声に出さないで論語を読んだことにはならん」と怒られた。

本が売れなくなっても、キンドルがある。
文字から情報を受け取る文化は続いている。

大昔の村人は「川向こうの街の住人は、目の前の花や空を見ないで、花や空を意味するらしい文字とかいう珍妙な模様を見てニヤニヤしてる。頭がおかしい」と笑った。

文字が読めない村人も、言葉という「当時のスマホ」を駆使して会話する。
彼らのご先祖たちは「うがー」とか「ぐわー」とか叫んでも、言語は知らなかった。

人間は進歩したのか? あんまり大して変わってないんじゃないか? 難しいところだが、
スマホごとき小手先の変化に影響を受けるような文化は、どうせ大した文化じゃない。

■「画面の前で2時間」が耐えられない! スマホ世代の集中力に異変
(AERA dot. - 01月17日 08:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6379554


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