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2020年01月16日13:29

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小松左京は偉かった〜第一次世界大戦(1914〜18年)1600万人、スペイン風邪(1918〜19年)5000万人、黒死病(14世紀)5000万人。

1964年、前回の東京オリンピック。
この年に、小松左京は「復活の日」を書いた。
今さらながら、すげーSF作家である。

新型肺炎、国内で初確認=神奈川の30代男性―中国・武漢市に渡航歴・厚労省
(時事通信社 - 01月16日 09:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5937430

アジアやアフリカを植民地化、全世界でやりたい放題だった欧州列強。
その白人知識人たちに「ヨーロッパの栄光は終わった」と絶望させたのが、1600万人の戦死者を出した第一次世界大戦の想像を絶する惨状だった。

しかし、同時期に発生したスペイン風邪の病死者は5000万人だった。
こっちの方が2倍以上死んでいる。

戦争は派手で、病気は地味だが、火薬よりウイルスの方が恐ろしいのだ。

ちなみに、ヨーロッパの歴史を変えた(つまり近代化を後押しした)と言われる14世紀の黒死病でも5000万人が死んだと言われる。

しかし、20世紀の5000万人と14世紀の5000万人では規模が根本的に違う。
20世紀と14世紀では世界人口が段違いなのだ。
黒死病は全世界で4人に1人を殺した計算になるとまで言われている。


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